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平等

科博、特別展「ミイラ展」を見てきました。 展示開催ギリギリまでなにが展示されるかが全く情報がない展示だったので、自ずと期待値がグングン。 どうしても好き勝手見たくて、しかし混雑が酷く苦手な私は、夜勤明け、その足で科博の開館と同時に突入、という絶対にヒトが少ないであろう方法で向かいました。 案の定、人は少ない。ですが、驚いたことに数名の人が並んでいたのです。 平日の早朝に何してんだこの人たち……と、自分の事は棚の上に放り上げて思っていたのですが、この時間を選んだ勇姿は素

    • コールセンターで働いていた思い出

      あまり人目につかない仕事、主にオフィスワーク系は何をしているのか、転職の際に気になったので調べてみた。 だが、案外、というか、そう云った事を紹介している記事は少ない。 当たり前か。本人にとっては日常で、過ぎた過去だ。それにまぁ、守秘義務もあるだろう。それを守っているうちに仕事内容など忘れてしまうものだ。 前フリはここまでで、コールセンターという地味に時給のいい職場で何をするのか、どんな客から連絡が来るのか。簡単に紹介していこうと思う。 昨今、「カスハラ(カスタマーハラ

      • 夜の現

        生活を夜型にシフトしてから、ひと月以上が経ちました。 前情報で、夜勤はいろいろメンタル面にもハードという話を聞いていたので、すでにおぼろ豆腐程度のメンタルがダメになるのではないかと思ってはいたのです。 そんな風に外界の前情報に踊らされながらも、夜型に踏み切った理由はもう一つなんです。 Nature Communications参照 「朝方」と「夜型」は遺伝子で決まる、というイギリスの研究結果です。 「内包する時計遺伝子の数によって、朝型の度合いが決まる。研究から判明

        • 呪詛

          「言葉に救われたことがあるか?」持論なのだが、他人に突き落とされた地獄と、自分から堕ちて行った地獄の景色は違う。 凄惨なのは他人に突き落とされた地獄だろう。地獄と云うものは大抵はそうなのだが、面白い事に、地獄にあこがれる人間もいる。 全くもって、不思議な話だ。 地獄の風景を、アートなどに昇華している人間に対して、そう云うファンが付きやすいのだろう。同じ景色が見れるわけもないのに。 貧困、性、対人関係、仕事、病気、毒親、宗教、……地獄というものは様々な形をしている。

          来世を迎えにゆく

          「ボルタンスキー展」に最近行ってきたんですけど、脳味噌に展示内容がこびり付いて離れないので感想にします。 クリスチャン・ボルタンスキーの日本最大の回顧展(生涯を通した作品の展示)と云われたら行くしかないでしょう。 ……嘘です、最初はそんなに乗り気じゃなかったです。立体展示はアタリハズレが大きいので、ちょっとなぁと思っていました。 ボルタンスキーの事を知らなかったというのもありますね。これはわたしの勉強不足です。全然関係ないですけど立体で一番好きな展示は「幽体の知覚」です

          来世を迎えにゆく