佐々木みたいな男、イン、マイマイン
ネタバレになるかもしれないので、観る予定の人は是非観てから読んでくれたら嬉しいです、これを機に観るつもりの無かった人も観てくれるパターンも嬉しい、読んでくれただけでも嬉しいですありがとう
佐々木イン、マイマイン という映画を観て、
思い出す人が居た、この映画を観て、大多数はなにかしら、似たような出来事があった事はなくとも、なんか懐かしいな、とか、抉られるような思いになる人が多いと思う、
そして恐らく、多分だけど半分くらいの人が、こんな感じの奴いたな〜って、思い当たる人が居たような気がする。(感触と、ざっとみfilmarks調べ)
私にも、佐々木っぽいな〜と思い当たる人がいて。
いつも笑っていて、当時流行っていたはじめしゃちょーの真似をして同じような喋り方をして、目が細くて、声もでかくて、全裸にはならなかったからか女子からも人気で、運動もできて、歌もうまくて、高三でできた彼女のことがとても好きで、惚気をきくと嬉しそうに目なんかほんと、「 ̄  ̄」←こんな細さにして喋るんだよ、よくvineでやってた、写真かと思いきや動画だよ〜!ってやつをやっていた気がするな、
なんか彼とは席が近い事が多かった気がするし、実はそんなことないのかもしれない、それだけ彼が、教室のどこにいても近く感じるような存在だったのかもしれない
みんなといるとギャーギャーで、ふざけてばっかりで、ふつうに話してる最中に変な顔をしてきて話にならないような人だったけど、
2人になると途端に優しい目をする人で、一緒にクラスの底辺を担当していたうちらは、ビリ抜け出そうねって受験期には勉強助け合ったりライバルみたいに点数比べあったり、
あと彼も佐々木と同じように、大丈夫だよ、と定期的に言ってくれるような人だったし、変な顔しないでちゃんと話をしてくれた
高校卒業してからも、そこそこのペースで会って、一緒にライブに出たり、飲んだり、牛カツ食べに行ったり、お互いの家に泊まってダラダラしたりディズニーに行ったりして
佐々木たちよりは会ってたな、大学卒業してから会ってないな
でも佐々木との1番の共通点は、やっぱり何かを抱えていそうな笑顔とか、なんともいえない顔をする時で
あのなんともいえない独特の表情を思い出させる俳優さんの演技はほんとうに凄い
この顔をさせてしまっても、なにもできない自分が悔しくなる、多分わたしも彼が死んだらどうしてもその表情が浮かんできてしまうんだろうな
これも彼に限った話じゃなくて、
こういう顔をしていた、明るくて、とても優しい人間たちはみんな精神科ないし心療内科のお世話に1人の例外もなくなっているし、
死ぬ時のことをあまり怖がっていないように見えたりだとか、むしろホッとした顔をするんじゃないかなとか、この世にしがみついてくれ無さそうな雰囲気がそこはかとなくあって、
びっくりしないんだろうなぁ、もし死んでしまっても。びっくりしない程予見はさせるのに、どうしようもできない関係が悔しいなぁ、
友だちなのだろうか、映画の彼らは友だちだったけど、私たちはどうなのだろうか。好きだけど、あと一歩近付けない、あまり人との壁は感じない気がしていたけど彼に対しては、これが後一歩の壁なんだなというのをちゃんと感じる、恋愛感情はお互い多分全くないし、友だちもう1人を入れて一緒にディズニーにもいって家泊まり合う仲なのにね、人って難しいね
そういうのいろいろ思い出しちゃったな、
もしかしたら高校の同級生がこれを読んでしまうかもな、恥ずかしいからこれ以上の事は書かないけど、彼がクラスメイトにいて嬉しかったな、だから彼の人生からしたらモブかもしれないけど、彼が居なくなっちゃったら寂しいな、忘れない人だと思うな、イン、マイマインだな
皆さまも思い当たる人いたかな、居たらなんでもいいから教えてほしいな、そいつも、今も元気だといいな、ね
なにか大人になっても失いたくない気持ちを目の前にドンと置いていくような、
いい映画でした、佐々木、イン、マイマイン
佐々木よ、
カラオケのシーンがかわいくてだいすきだ
綺麗に生きてくれてありがとう
パチプロになっていてもだいすきだ
ともだちの大事な日には平気で金を貸すようなところも、順番守れないやつが嫌いなのも、好きな子を家にあげるのに散らかしっぱなしなところも、好きなものでいっぱいだったんだろうな、友だちの話はどこでも喋っちゃって、大事にしてたんだね、ユウジも多田も、木村もきっと分かってたよ、これからも全部上手くいくよ!
佐々木!佐々木!佐々木!!佐々木!!!佐々木!!!!佐々木!!!!!!!!!
ァァァおかげさまで食いつなげます