世界平和は猫による 御誕生寺
車をかっ飛ばせばどこまでも行けるんだぜ
行けないところなんてないんだ
そんなことはないが、車で行けるところは行ってやれ精神で、かっ飛ばして行ってきた。
なぜって？そこに猫がいるからさ。
御誕生寺へゴー
詳しくはGoogleマップを見ていただいて
越前市庄田町の静かな山間にある曹洞宗の寺院「御誕生寺」は、修行僧たちが日々修行に励む修行専門の寺。通称「猫寺」と呼ばれ、行き場のない猫たちを引き取り、現在約30匹の猫が暮らす。毎週日曜に無料で開催される「日曜座禅会」では「心が生まれ変わるきっかけになれば」と茶話会での副住職や修行僧との交流や、ヨガ、手話教室などさまざまなコミュニケーションが行われている。
猫を飼えない身ではあるが、猫を愛している。
触りたい！お布施したい！健康を祈りたい！そんな気持ちで行ってきた。
武生ICを降りてすぐ、新しい新幹線駅が見えた。2024年には北陸新幹線が通るらしい。道の駅が併設されており、イベントと観光客で賑わっていた。
そんな駅から車で10分。小高い山の中に御誕生寺はある。
早速猫が詰まっていた。
取り乱してはいけない。ここの法律(ルール)を何も知らないままに猫を触ってはいけない。どこに課金したらいいんですか？
周りを見渡しても猫と、猫を触る人と、でけぇ犬しかいない。ええ、、、？
寝てるな〜！
めっちゃ寝てるな〜！
結局、定額課金システムはないようだった。無課金で猫触り放題。猫に課金したい人は募金箱に募金するなり、御朱印もらうなり勝手にしてくれ、というスタイル。
もちろん募金も御朱印もお願いした。
こんなのいくらでも募金したくなる。
募金したら線香が貰えた。
なんでだよ
1000円以上募金すると、お守りや線香などから1個好きなものをいただけるとのこと。
いいから猫に使ってくれよ！！！！！！！！！！(ちゃんと猫の医療費等になるそうです)
にゃん香なんて可愛いが過ぎるだろ。
ちゃんとお寺の香りでした。
無事課金し、猫と戯れる。基本的に放し飼い、触り放題。餌をやったり連れ去ったりはNG。
以下、卒倒のおそれあり。
バグる。脳がバグる。寒い日だったのに可愛さで脳が溶けて体温が3度ほど上がった。
語彙は失われ、猫のしっぽにペシ、、、、ペシ、、、、と一定のリズムで叩かれることの喜びといったらない。周囲の猫好きには悪いですが、わたしはこの猫さんにペシ、、、ペシ、、、される権利があります。圧倒的優越感。圧倒的ご褒美。
パッと遠くを見ると膝に猫を乗せている猛者がいた。この世は不条理で出来ている。
他人と自分とを比較して、悪い方をあげつらうのではなく、過去の自分と今の自分を比較してどうか、という問題なのだ。今の自分は猫を飼っていないが、猫にペシ、、ペシ、、される権利がある。無いよりはいい。それでいいじゃないか。
は？
ちゃんと仏様も居る。
どうかこの世の猫が苦しみなく生きられますように。
ダイジェスト福井
道の駅で昼を済ませ、永平寺へ向かう。
道中、大賑わいの古墳？遺跡？で散歩する。
道じゃ無いところを歩いて危うく怪我しかけた。大人は道を歩きましょう。
あまりにも怪しい森ゾーンもあった。
分かりにくいが、外はそんなに暗くないのに森の中だけ真っ暗。
雰囲気があって近寄りたいが、入ったら終わり、と言う感じ。オタクだからここに消えていく刀剣男士が見たい。
何かの撮影場所だったらしいが、海外の方も多くいて、何をそんなに観光するんだ、、？といった印象だった。(正直すぎる)
用を足して車を走らせる。
永平寺は16:30に閉店(閉店)で、到着したのが16時前だったので、入らずに外側だけ楽しんだ。それだけでも雰囲気は味わえたし、無理矢理入って早歩きで楽しむより有意義だったと思う。苔がとにかく綺麗で良かった。
めっきり秋。めっきり寒い。
猫を抱いたぬくもりを思い返しながら、この後来る冬の気配を待ち構える所存である。
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