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《キンカノート》 孵化して二週間のヒナたちは・・・。

2021年2月1日、
ちょうど1ヶ月前のお正月にコロンと卵でこの世に生まれ、その二週間後に孵化したヒナたちは、ちゃーんと立派に”鳥っぽく”成長している。

生まれたての時はピンクの薄皮ボディにパンクなヘアスタイルでわちゃわちゃ動く、なんとも不思議な生物だったが、ちゃんと、しっかり、鳥だったんだな(笑)
手に乗せても慌てることなくじっとしているのがたまらなく可愛い。

しっかり手乗りにしたい場合、早い段階でヒナを親から離し(=巣上すあ)、人間の手で2、3時間おきに餌付けしなければならないのは重々分かっていたのだが、あまりにもゴマぽんが真面目に子育てし、ヒナ達を守ろうとする姿を見てきたので、正直もう ”手乗りじゃなくても家族で幸せに健康で暮らしてくれれば良いや”と思うようになっていた。こんな親鳥から子どもを取り上げるなんて出来ない・・・ 

それでも、あわよくば”肩乗り”くらいにはなって欲しい飼い主は
「あのーぅ・・私もご飯・・・あげてみても良いかなーぁ・・・?」
と時々ぽんちゃんにボソッと呟いていた。

ヒナ特有の綿毛みたいなホヨ毛がいっぱい
これはもう、小さめの和菓子やんか

そしてみんな羽根も生えそろってきて体も大きくなってきたので、流石につぼ巣は手狭てぜまになってきていた。ゴマぽんが餌をあげに入った時なんて身動きが取りにくくヒナを踏みまくっていたのだ。

ひとまずキャリー用の小さいケージの受け皿部分だけを使って簡易的な”ヒナちゃん用寝床”を作り、保温のため両端には小さめのペットボトルにお湯を入れタオルを巻いた湯たんぽを入れ、更にセラミックヒーターの近くに置いた。

ゴマだれとぽんずのケージからもよく見え、着地しやすい場所なので餌やりもやりやすそうだった。

https://x.com/oiseauxnote/status/1809477883603378275?s=46&t=GyxlNUwc9UGX3jd1joXhqA



そして、ちょっと嬉しい事に、ヒナたちが大きくなったからかゴマぽんの警戒心もかなり解けてきたようで、私の手の匂いが付いても拒否せず餌を与え続けてくれた ↓

https://x.com/oiseauxnote/status/1809483348017893489?s=46&t=GyxlNUwc9UGX3jd1joXhqA

ヒナがお腹いっぱいになり爆睡中の間にくつろぐゴマぽん。こういう姿見ると、人間も動物も子育ては大変なんだなぁとつくづく思う ↓

https://x.com/oiseauxnote/status/1809488037287494049?s=46&t=GyxlNUwc9UGX3jd1joXhqA


キンカチョウを賃貸マンションにお迎えして約1ヶ月半。ぽんずとゴマだれの鳴き声は確かに小さめだし、ヒナたちの餌をねだる声もシャーシャーシャーとせみの鳴き声のようで、隣近所に響くような感じでは全く無かった。

特に助かるのは身体が小さい分フンも小さいということだった。ティッシュ一枚あれば4、5個は拭き取れるほど。それにあっという間に乾燥するので、布にされても乾いてからコロコロッと取ることも出来る。

良かった。
賃貸マンションでの小鳥との生活も、ヒナの成長も、ひとまず全部順調だ。

ヒナたちよ、まずはしっかり食べて、大きくなるんだよー

photo: 2021.02.01

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