2022/01/27

はぁー、疲れた。
夜11時。残業を終えての帰宅。
独り言をつぶやくくらいには体も心も疲労困憊だ。
「えっと、鍵、、あった」
キーケースを取り出し、鍵穴にカギを差し込む。
ガチャ。
俺がドアノブに手をかけた瞬間のことだ。
「すみません!かくまってください!」
そういって、何者かが、俺の体に衝突してきた。
「うわぁ!!!」
俺は腑抜けた声しか出せず、されるがままに家の中に体が押し込まれた。
俺は玄関でしりもちをつき、そいつは俺の体にまたがる格好になった。

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