きなり

23歳の仕事のこと、恋愛のこと、人生のこと、社会のこと。

きなり

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最近の記事

「本質」を考える

新卒入社してはや2年が経ち、 「3年目なのだから」 「もう新人ではないのだから」と釘を刺されるようになった。 特に社長から指摘されるのは、 「本質がわかってない」。 営業資料を作るにも、プレスリリースを執筆するにも、プレゼンするにも、 ことあれば言われる「本質」という言葉。 なんだよ本質って。 曖昧な言葉すぎる でも本当につい最近、 「本質」ってなんだ なぜ本質が重要なのか 私なりに落とし込めたので共有したい。 「本質」は「なぜ」の中に分からなかったらすぐ検索す

    • 【旅行記】ベトナム/ハノイ-2024

      5月になりたての、いわゆるゴールデンなウィークに3泊4日のベトナム旅へ。 日本はまだ長袖のような半袖のような、いや薄い長袖かな?あたりの気温であったが、 ベトナム・ハノイはしっかり半袖、むしろノースリーブというかキャミソールというか。 この時期は雨季と乾季の入れ替わりの時期だそうで、雨季の始まる4・5月が一番暑いらしい。 夏を先取るワクワクとともに、福岡空港から旅は始まる。 今回は母・姉と3人女子旅。(父は家で犬の世話) ベトジェットエアで早朝に出発し、約6時間のフライ

      • 支援に携わる人間として

        障がいを持つ人の就労支援に携わり始めて半年ほど経つ。 福祉も障がいも何も学んでこなかった私にとって、この半年はたくさんの気づきがあった。 なるほどと思ったし、わからんなと思った。 障がいの特性や傾向を理解しても、当然人それぞれ違う。 医療はあくまで統計なのだと実感する。 不動産という全く違う畑から福祉業界に飛び込んだ私ではあるが、 初心者は初心者なりに、思うことがあるので残しておきたい。 「トラブルになりうるから」ある利用者から、いつもお世話になっているから、と個人

        • 働く環境を変えるとこんなに違うのか

          働く中で嫌なこと苦しいことをいくつか記事にして書いてきた私だが、 実は先月から、出向して労働環境がガラッと変わった。 新卒で入社した会社を退職したわけではないし 仕事内容も劇的に変わった訳ではないが、 私の働き方や心持ちにかなり変化があった。 まず労働環境が変わるまでの経緯をざっくりと書く。 新卒入社から1年半ほど働く中で、上司とのコミュニケーションがうまくいかなくて、たくさん怒られて、嫌な言葉をたくさん言われて、だんだんと働くことが嫌になった。 どうしたらうまくいく

        「本質」を考える

          「仕事ができない」理由はどこにあるのか

          働いてから、あれ私ってこんな人間だったっけ、と思うことがある。 これまで部活の主将や生徒会など色々な長を担ってきて 友達にはよく頼られる、そんな人間だった。 仕事もバリバリして、1年目から成果を上げてやると意気込んでいた。 それが今や、どうだ。 ミスは連発するわ、社用車ぶつけるわ、段取りはできないわ 今や職場で私は「使えない人間」扱いである。 先週まで精神的にしんどくて退職しようと思っていたし… なんでこんなにミスを連発してしまうのかが、わからない。 ミスを後か

          「仕事ができない」理由はどこにあるのか

          社会人2年目、退職する手前までいった

          会社を辞めた方がいい、と上司に言われてもおかしくないと思った。 ちょうど一年前、今いる部署に配属されて その月からずっと、大なり小なり何かしらのミスを続けている。 2日に1回は誰かしらに謝罪している。 毎週上司に怒られて、毎週泣いている。 顛末書や始末書は1年間で5回は書いている。 どうしてそうなったのか、と問われる度に なんでできないのか、と自分が嫌になる。 人の気持ちを想像できないのか、と言われる。 これまでの人生で、 私の発言で人を怒らせたことや 自分の考えが

          社会人2年目、退職する手前までいった

          時の流れに思いを馳せる

          6年ぶりに会った友人は、いつの間にか大人になっていた。 真っ白なマーメイドドレスに身を包んで 透き通る美しいベールを下げて登場した彼女は 18の時と変わらない笑顔で、 それでもどこか大人な顔で 一歩一歩確実に、バージンロードを歩いていった。 それにしても挙式というのはどうしてこんなに、神秘的で尊いのだろう 生まれてからずっと一緒だった家族の手から 一緒に生きたいと願う愛しい人の手へ 手を放すということ 放されるということ 愛する人が自分と共に生きると誓うこと 想

          時の流れに思いを馳せる

          このめまぐるしい世界で

          タイムラインは絶えず更新され続けて なんでもすぐ情報が手に入る chatGPTを使えば 1週間悩んでいたことも一瞬で答えを出してくれて 最新だったiPhoneも 気がつけばもう2世代くらい古いらしい 早い早い、めまぐるしい 早くレスをしなければ 早く資料を提出しなければ 早く時代に適応しなければ ああ疲れた、 みんな、早すぎる 自分の生活範囲の中で情報を回しながら 自分の周りにいる人だけと関わりながら 選択肢の少ない状況を生きる そんな時代を羨ましく思ってし

          このめまぐるしい世界で

          ずっと「意識高く」は生きられない

          noteってなんか「意識高い」よね、という言葉を聞いた。 なるほど確かに、noteを読んでいても、この人すごいな、意識高いな、と思うことが多い。 仕事のコツ キャリアの考え方 chatGPTの活かし方 整った暮らし 読書、映画、旅行の記録… 有益な情報が多く、執筆者の努力や経験が垣間見える内容と文章。 執筆者は一貫した自分の考えを持ち、その考えに基づいた行動をしている。 とりあえず、Twitterやブログなどの媒体に比べ、 「意識高そう」な文章や考え方が多い。

          ずっと「意識高く」は生きられない

          「仕事ができない」私は、今転職していいのか

          上司にとって私は「仕事ができない」奴である。 私の考えは、表面的で本質を捉えられていない。 私の説明は、分かりにくくて伝わらない。 今聞くことじゃないことを、聞いてしまう。 上司の話を一回で理解できない。 打ち合わせを時間内に終わらせられない。 そして、上司曰く、私の思考回路は少しずれている。らしい。 私は、上司の期待する基準を、いつまでも満たせない。 だから私はいつまでも「仕事ができない」。 できないことが多すぎて、それでも仕事は溜まっていって、 自分をケアする時間

          「仕事ができない」私は、今転職していいのか

          社会人2年目・まちづくりを仕事にしている私の自己分析

          大学で「まちづくり」(文系)を学び 「まちづくり」を行う会社に勤めている私。 「まちづくり」関連の本を読むことももはや趣味。 ちなみに好きな本はこちら よかったら読んでみてくれい。 まあ、こんな感じで、私は「まちづくり」を学び、楽しみ、実践している。 「まちづくり」とは言っても、結局何を学んでるの?何をしてるの?と思った方へ。 学生時代は、都市計画から不動産の活用、都市景観、防災、賑わいづくり、商店街の活性化など、、、「まちづくりっぽい」ことを幅広く学び、 現在は

          社会人2年目・まちづくりを仕事にしている私の自己分析

          読書感想文|『黄色い家』川上未映子

          『黄色い家』は、見ないふりをしていたもの、どこか遠い世界にあると思っていたものから、見ないふりをするなと声をかけられるような、そんな小説だった。 印象深いシーンをピックアップして、感想を連ねる。 ※『黄色い家』を読んだことのない方は、何を言ってるかわからないと思いますが、言ってることがなんとなく分かるところだけ読んでもらえたらと思います。 花、その気持ち分かる。最初に花が黄美子さんと会った時から、布団や服が畳んであるのを見た時から、花は黄美子さんのことが大好きだし、尊敬

          読書感想文|『黄色い家』川上未映子

          マッチングアプリと私の恋愛観

          マッチングアプリに嫌気が刺したのはちょうどアプリを始めて1週間経った頃。 私は好きな人が欲しくて、マッチングアプリを始めてみたのだけど 好きな人できそうにないな、と思って退会した。 マッチングアプリって、 「『恋人』をつくろうとする」感じが強い。 メッセージを送る、電話する、会う、それの全てが 付き合う/付き合わないに収束する。 だから好きな人を探しているんじゃなくて、 私の理想の「恋人」像に当てはまる人を探している感じ。 こいつは私の恋人という称号を与えるに値する人間

          マッチングアプリと私の恋愛観

          遠距離でも本当に好きだった話

          幸せだった。 今も幸せだけど、また違った幸せがいくつもあった。 私のことを見る優しい目も 頭を撫でる大きな手も 子供みたいな寝顔も 私にだけくれる優しさも 全部好きだった。 好きというか寧ろ、愛だったのかも、と思う。 小籠包が上手く食べられないところも スケートが下手なところも たまに強がりなところも 全部愛しかった。 遠距離になるとわかっていながらも、それでも好きだから、と言われた。距離とかどうでもよかった。とにかく好きだった。恥ずかしくて言ったことないけど、愛して

          遠距離でも本当に好きだった話

          入社1年目のあなたへ

          いよいよ4月、第一月曜。 所謂「新社会人」、スタートの日。 もう1年経ったのか、と思う。 でも1年色々あったな、とも思う。 これを機に、私の1年を振り返りつつ、 入社1年目に突入するあなたへ、言葉を贈りたい。 私の「社会人1年目」私には自信があった。 今までの学生生活でそうであったように、 会社でも活躍して、リーダーとか任されて、バリバリ働きたい そんな期待とワクワクと、大きな自信を持って、私は新入社員となった。 待っていたのはなんか嫌、の積み重ね 目上の人に送る

          入社1年目のあなたへ

          時の流れ、春

          4月。 心の準備なんてできていないのに、あらゆるものが流れにのって始まってしまう春。 私も例外なく、知らぬ間に社会人2年目になったらしい。 そういえば1年生だった後輩も、この間卒業したらしい。 こうやって気づいたら年取っていくんだねえ と 大学の友達と、将来の漠然とした不安を語り合ったのは最近のこと そんな不安と恐怖に後押しされて、なにかやってみっかということで、 note、始めてみた。 仕事とか、人間関係とか、人生とかかといって闇雲にnoteを始めたわけではなく。

          時の流れ、春