昨年七月から今年一月十日まで、所沢市の角川武蔵野ミュージアムで俵万智展が開催された。 内容は、俵の作品から選んだ約三百首を壁やオブジェに印刷し、空間全体を作品として体験させるインスタレーションの手法による展示をメインに、俵がかつて受賞した角川短歌賞の選考座談会の記事や『サラダ記念日』がベストセラーになった当時の報道記事などが資料的価値を高め、家族宛の葉書などが俵の人物像をより伝えている。 訪れた際は新型コロナウイルスの新規感染者数が落ち着いていたこともあり、平日の午後でも
自己紹介がわりに、2021年1年間の執筆活動の一覧を記してみます。 【短歌作品】 作品5首「四月のはじめ」/作品特集・埼玉県の歌人/「現代短歌新聞」2021年5月号 『2020年コロナ禍歌集』(現代歌人協会編)に自選1首掲載/2021・5 作品5首「中杉通り」/「うた新聞」2021年8月号 作品10首+エッセイ「つむじから芽」/特集「コロナ禍の日常詠・仕事詠」/「短歌往来」2021年9月号 作品12首「八月の深夜」/「短歌」2021年10月号 作品27首「試験と