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もう限界かもって思っていた

「選曲」って難しいですね。

難しすぎてもダメ、
簡単すぎてもダメ、
どこかのパートに負荷がかかりすぎてもダメ。

具体的には言えないけど、
昨日また日記が飛んだのは
ある程度自分の中では「ここからだ」くらいの
手応えでいたのに、
リーダーや指揮者に安全策を提案されて、

「安全策」な曲が嫌なわけではないです。
それは先に言っておきます。

ただ、自分の見通しが甘かったことや、
自分がちゃんとさらわないせいで、
安全策な曲に変えられることに
ものすごい自分に対して悔しさがあって、

木曜日からの激務でたまった疲れもあいまって、
「もう限界かも…」って思ってました。

喉元まで、
お金もそれなりに飛んじゃったけど
もう辞退したいかも…まで、
昨日の夜までは個人的には追い詰められてました。
これだけいろんな人を巻き込んでおきながら。
俺が言い出しっぺなのに。

そんな中、昼からやっと起きられて、
市内であった吹奏楽有名校二校による、
ジョイントコンサートを聴きに行きました。
どちらの学校も推し顧問&推し学校なので
絶対行くと決めてました。

期待を裏切らない素晴らしい演奏でした。
そもそも、同じ施設の当初小さい方のホールでやる予定が
「入り切るわけないじゃん」って思っていたら

案の定大ホールに変更になって。

そんな中、中学生には模範になるからでしょう。
学校単位で聴きにきていたところもたくさんあって、
制服姿の子たちをたくさん見ました。

その集団の中のとある子達の会話が聞こえました。

「やっぱり高校で吹奏楽楽しもうと思ったら、
公立のSか、セレクション私立行かないと、楽しめないよね。
その辺の公立行ったらこんなに楽しい演奏出来ないよねー」
「だよねー」

…。

それは違うよ、って言いたくなった。
この一言に、折れてられない、って思いました。
今年現に、うちの楽団は
部員が2人しかいない高校さんにも声をかけて参加してもらうことになっています。
そこの高音祭での演奏も、
真面目に練習してきたことは心から伝わりました。

人数じゃないよ、
ハートの問題だし、やりようでもあるんだよ。

そしてどこで音楽してもきっとかけがえのない
思い出になるよ、

それを、うちを通して伝えたい、
だから折れてられない、
うちはうちらしい、
「誠実さが伝わって」
「すべては演奏後の達成感のために」
演奏して、中高生の背中も押せる演奏にしたい。

そう思ったら、
なんだか元気になってきました。

どの曲になろうが頑張ります。
そもそも、うちは課題曲のために出るのがコンセプトでもあるし。


熊本生まれのチキン南蛮。
たかもとやは神。

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