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作戦を考える

家計改善を始めました。

前回、家計簿の振り返りによって「食費」と「クレジットカードの利用」に問題がありそうだとわかったので、これからどうするのか作戦を考えます。


浪費と呼ぶもの

食費においても、クレジットカードの利用においても、大半を占めているのがUberEatsの利用です。

便利なフードデリバリーサービス。しかし実店舗で買うよりも単価が高く、手数料もかかります。つまり高い。

けれども受け取る食事は多くなくいつもどおりで、ジャンキーなものが多い。指先一つで何人前もの量を頼めてしまうのも良くない気がしています。

ぼくは暇になると取りつかれたようにUberEatsで食事を注文し、1人で食べる量以上の食事をしていました。

それが積み重なった結果、10万を超える利用額になったのです。

10万というと、月収の約半分。自分でもバカみたいだと思います。
でも、何故かやめられないのです。


クレジットカードでは、UberEats以外にも電子で買い物をすることがあります。

Amazonで目についたガジェットや書籍、こまごまとした雑貨たち。もしくは布団の中でごろごろしながら読む電子コミックの数々。

たとえ1つが1000円以下の買い物であっても、それが何日も続けば金額は大きくなるのが必然です。

ぼくの浪費の内訳はだいたいこんな感じになっています。

なぜ浪費が膨らむのか?

では、ぼくはなぜUberEatsを頼んでしまうのか?
なぜ、電子での買い物を我慢できないのか?

正直言ってよくわかりません。理屈うんぬんでわかるものだったら、とっくに解決しているようにも思えます。

そんなことを言ったら解決のしようがないじゃないか、って話になるので、自分がUberEatsを注文するタイミングについて振り返ってみます。

ぼくは大抵、暇になったり手が空いたり他にやることがないときに、余計なことを考えます。

余計なことというのは「あー、あれが食べたいかもしれない」とかいう、曖昧な欲求です。

そして手持無沙汰なときほどスマホをいじっているものです。
アプリひとつ、指先一つで注文が完了する世の中って便利ですごいですよね。

つまり、ぼくはこう考えました。

他にやることがないから『食べる』選択肢を取ってしまうのではないかと。

横暴で納得がいかない理論かもしれませんが、これまで何度も同じことを考え続けてきたぼくからすれば、まるで真理のように思えます。

となると、『食べる』以外の選択肢、ともすれば、お金のかからないことをできるようになればいいのでは、と考えたのです。

「浪費」以外の時間に何をしているのか?

手持ち無沙汰になると「食べる」と考えたとき、ぼくは何かを食べているとき以外の時間をいったい何に使っているのか?を考えました。

仕事、家事、動画見る、ごろごろする……。あれ、あとは?

驚くべきことに、ぼくは睡眠、食事、仕事、そして動画見るくらいにしか時間を費やしていないことに気づきました。

1日24時間のうち、7時間が睡眠、10時間が職場での仕事(通勤・休憩含む)として、残りの7時間。
一人暮らしの家事はぶっちゃけいくらでもサボれちゃうので0時間と考えると、ぼくは7時間のほとんどを、食事とインターネットだけでなんとかつぶして過ごしていることになるのでは、と戦慄しました。

馬鹿じゃないの……???

時間がないとかやる気にならないとか言いながら、読書も勉強も、ゲームしたり絵を描いたりなどの趣味の時間すらもすっ飛ばしておきながら、食事とインターネットだけで7時間過ごすって……どういうことなの???

今の時代、インターネットで何でもできると言ったって、中身は大したことはやってないんです。

YouTubeで動画を見るか、ちょびっとSNSの未読を確認して、思いついたときに投稿するか、投稿サイトの小説やイラストを見るか、YouTubeで動画を見るか……しかしてません。

食事時間だって1回30分かけたとしても1.5時間にしかならないわけで、5.5時間はインターネット。そのうち半分以上がYouTubeということになります。

そりゃあ、いずれ飽きもするし手持ち無沙汰にもなる。
動画を見るのなんて、流すだけなら片手間でもできるわけだし、なんなら作業用BGMとかいって耳だけつけて、手を動かすことは別で用意できる。
そりゃあスマホいじりますわな……

いや、マジで何やってんの……???

行動の選択肢を増やす

自分の時間の使い方に愕然としたところで、ではどうすればいいのか?と考えます。

目的は、「手持ち無沙汰になって余計なことを考える&スマホをいじってしまうことを防ぐ」ことです。

そのためにも、手を動かすことが必要になる行動を増やしていかなければいけません。

とはいえ、ぼくはあまり集中力が持続するほうではありません。

なので、ころころと手を変え品を変え、次々と行動を起こしていかないと手持ち無沙汰はすぐにやってきてしまいそうです。

家事・炊事、時間を取られるゲーム、読書、気になる分野の勉強、イラストなどの創作活動、noteやブログなどのアウトプット……
ぱっと思いつくだけでもいろいろありますが、どれも今までの自分が「優先すべきでない」と戒めてきたものばかり。

どうして過去のぼくはこれらを戒めてきたのか……YouTubeで動画を流すよりよほど有意義に思えるのに、まるで呪いのように「今やるべきではない」とブレーキを踏み続けてきました。

これからは、この戒めを解いて、ブレーキではなくアクセルを踏んでいく必要がありそうです。

大きな一歩だと信じて

やるべきことの方向性が見えてきたので、今回の作戦会議(?)はこのくらいにして、次回はより具体的にアクションを掘り下げていこうと思います。

今回、食事以外の時間で何をしているのかを振り返ったことで、自分の時間の使い方の異常さに気づきました。

あまりの偏り具合にも愕然としましたが、それ以上に、今までこの異常さに気づいていなかったことがショッキングでした。

そして同時に、自分が今までなぜかセーブしてきたアレコレを、もっと時間をかけて丁寧に取り組んでいいのかも、と気づくことができました。

もちろん、すぐに変えられるものではないと思っているし、アレコレと行動を起こそうとしたって結局元に戻ってしまうこともあると思います。

一度癖になったことを別の癖にするというのは、簡単ではありません。

けれども、絶対に家計改善させる!と決意したことによって、思いもよらぬ自分の課題を見つけられたことは確実に進歩だと思っています。

お金の使い方が実は、時間の使い方にもつながっている。
その可能性に気づけただけで、大きな一歩のはずです。

この一歩前進を信じて、明日以降も引き続き家計改善に努めていこうと思います。


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