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人生初、HIP HOPのライブに行った話


時は3月。都内某所。


「あ〜、あの曲なんて曲なんだろう」
ふと思い出した頭の中で流れる「♪夏のせい〜」って曲。
去年の夏、渋谷パルコで散々流れていた曲で、頭から離れなかった曲である。
調べてみると"サマージャム'95"というらしい。
どうやらスチャダラパーが原曲で、私が聴いていたのはU-zhaan×環ROY×鎮座DOPENESSという3人組のカバーだったみたいだ。

「ああ、これこれ〜!」と"たのしみ"というアルバムの再生ボタンを押す。



……即ハマった。


瞬間なんだよね。なんだろうね、あれ。あの感覚。
再生ボタンを押してから3日後、私は京都のライブのチケットを取っていた。(?)
ヒップホップって今まで聴いてこなかったジャンルだったしライブ界隈もまったくわからない。なのに初めて行くライブが京都。友達何人にもツッコまれた。だが、我ながら自分のこの行動力は好きだ。というか、本物に出会うと「いかねば!!!」みたいになる。自然と足を運ぶからまあ必然っちゃ必然なのよね。


ライブは5月4日、GWというのも頭になくチケットを取ってしまったので、諸々の準備に追われつつ、5月4日までは生きるぞという気持ちで仕事を頑張った。(のちに休職になったので日程変更し、少しゆっくりできた。)



ついに5月4日。新幹線で京都まで向かう。
ヒップホップのライブは初めてなので少し怯えつつも、プレイガイド7番だったので前の方で観たい!!と気合いは十分だった。
21:00オープンで中に入るとまだ人はまばらで、前の方も余裕があった。
事前にクラブハウスに問い合わせて「クラブイベントなので朝の5時までやります」と確認していたのだが、御三方が何時頃出演されるのかはわからず。
まだかな?まだかな?と期待が高まる。
場所を確保しつつ、お客さんと会話を楽しんでるうちに、どうやら23:45頃の出演だそう、と耳にする。
前座やDJの方々の音楽に揺れつつ、どんどん期待と焦らしが膨らみ、ついに、、、



御三方がご登場された!!!


「きゃーーー!!!はあ!!!かっこい!!!ああ!!!!」
語彙力はさておき、Tabla'n'Rapはじまりだったのが激アツだった、、、
そしてお待ちかね、サマージャムだ!!!
会場から歓声が上がる。
(細かく書きたいけど、諸々心に留めておきます)



ここからは、個人的ハイライトな話。
私は2列目で観てたんだけど、最前に踊り方がめっちゃカッコいい綺麗なお姉さんがいたのね。
んで、ギンビスの時に鎮さんがたべっこどうぶつを最前のお客さんに渡してくれたんだけど、最前にいらっしゃった綺麗なお姉さんが私にそのたべっこどうぶつをわけてくれたの。きゃー!って。それだけでも嬉しいのに、なんとそのお姉さん、私と目が合うと「入りな!」となんと最前に入れてくれた。
………女神か!!??
これは私の持論なのだけど、可愛い綺麗な女性ってマジで優しいんだよね。自分の立ち振る舞いがわかっているというか余裕があるというか、、、
私もそういう女になりたい……
(ちなみにそのお姉さんはマネスキンのダミアーノの彼女さんジョルジャさんに似た美人さんでした。)
ギンビスからは最前で観させて頂き、全力で楽しんだ私なのでした。


ライブの盛り上がりは最高潮で御三方の出番は終了となった。


最前で押されてたし人酔いしてしまって、ちょいと外の鴨川で休憩し戻ると、鎮さんがお帰りになられるところだった。環さんの姿はもう既にみえず、ユザーンさんはお取り込み中。今回初で遠征だったし御三方に声かけるつもりだったのだけど、ご迷惑をおかけするのは違うので、今回は最前で観れただけでも感謝し見送る。
確かに声かければ良かった〜っていう後悔もあるけど、それはリベンジに繋がる。また行く理由が出来たのである。
少しやり残した事があるくらいが、丁度いいのである。


そんなわけでその後、深夜1時を過ぎるとちらほらと人が減り、宿を取っていなかった私は朝の5時まで踊り続けたのだが(実質6時近かった)、その時間まで残るのはもうほとんどスタッフさんで、、、まあ、そうなりますよね笑
そんな場違いな私だったが、途中で声をかけてくださった、京都RUB A DUBでお勤めというみささん。
「千葉から来たんやって〜!みおちゃん言うんやて!」と私を他のスタッフさんに紹介してくださって、快く歓迎してもらえてるって思えたし、また会いたいと思うそんな素敵な女性でした。


出演された方々、声をかけてくれた方、そして京都CLUB METROのスタッフのみなさん、
あたたかく素敵なイベントに参加する事が出来て幸せでした〜!
本当にどうも有難うございました!



そんなこんなで、
私の人生初!ヒップホップライブ!!
終演となったのでした〜!


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