夏休みの思い出

久しぶりの投稿。ログインしてみたら、初投稿から1年経ってた!全然記事書いてない😂これからは特にカテゴリーに拘らず、とりあえず自分が思ってることを書き残してみようと思います。

というわけで、今回は夏休みの思い出の振り返り。最近すっかり暑くなったので気分に合わせてぼくなつ実況を楽しんだりしているのですが、私も昔はぼくなつのような夏休みを過ごしていました。

私は都会でもそこまで田舎でもない半端な場所に住んでおり、夏には毎年田舎の祖父母の家に遊びに行っていました。古びて掃除も行き届いていない家の中と、クモや蛾、ハエのような虫がたくさんいるところは苦手だったのですが、大自然に囲まれた田舎の生活には楽しみもたくさんありました。

まずは自然について。庭の草むらや木々にとんぼやらセミやら、時にはカブトムシがいたりして、私は朝から夕方まで網をふって虫を捕まえていました。運が良いとオニヤンマも捕まえることが出来て、大きなトンボをどや顔で家族に見せに行っていました笑
普段は狭いベランダがあるだけのマンションに住んでいたので、祖父母の家の広い庭が大好きでした。親戚が釣りでとってきた大きな川魚を庭で塩焼きにしてみんなで食べたり、夜は花火や綺麗な星空を楽しんだりしました。また、畑で育ったスイカ、桃、とうもろこし、トマト、きゅうり等々、とにかく新鮮な野菜や果物をたくさん食べさせてもらいました。

次に、田舎ならではの人の繋がりについて。これは田舎あるあるだと思いますが、子ども達は道端ですれ違う人みんなに挨拶をしてくれます。私が親と歩いていると部活帰りの中学生がいつも元気に挨拶してくれました。人口が少ないので私のようなよそ者が歩いていると、「どこの子か?」と大人の人に聞かれることもありました。祖父母の名前と家の場所を告げると、見知らぬおばあさんが家に入れてくれてお菓子をご馳走になったこともありました。

そして、中でも私を一番ノスタルジックな気持ちにさせてくれるのは田舎の「音」と「匂い」の記憶です。
早朝から散歩に行きたくてくんくん鳴く犬の声、仏壇のお線香の香りとりんのチーンと響く音、夕方になると聞こえるヒグラシの鳴き声、「お家に帰りましょう」と子どもに帰宅を促す村内放送に合わせてそこらじゅうから聞こえる外飼いされている犬の遠吠え。

このように絵に描いたような夏休みをたっぷり10日ほど過ごした後自宅へ帰宅し、コンクリートの灼熱地獄のような暑さを感じることで現実世界へ戻ってきたと実感したものでした。

こうして書いているだけで田舎の涼しさやお線香の匂いが感じられるようです。あんな夏はもう二度と来ないんだなぁ。社会人に夏休みはないので、今年もクーラーの効いた部屋でコンビニの新作アイスを食べることを楽しみに夏を乗り切ろうと思います😭

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