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短編小説その8に続く物語 / 短編小説その12

荷物がない。

昨日届いたはずの荷物がない。
私は会社中、いろんな部署の人にも確認した。

クロイヌ急便で、伝票番号にて
問い合わせる。

「9月1日 10時23分 配達終了」

私のi MACには大手企業のデータで管理してる狂いもしない情報がしっかりと写し出されていた。

私は椅子の腰かけに深く背中を預け
天井を見上げる。

「でも、ないもんはないんだよねー」

昨日は、私の定休日。
お取引先さんからの荷物なんて、何も考えず、届いて当たり前。
私の休みの24時間のうち

「この、荷物が無事届くのであろうか??」

そんなこと考える時間は1秒もなかった。

これからは休みの日は
そんなことを気にしながら生活しなければばらないのか。。。
憂鬱だ。。。

ただ、この今のない荷物がどういう結果かによって
その憂鬱と共存していくのか、共存しなくていいかが決まる。

うんうん、だよね!!だよね!!
推理ドラマの1話ぐらいになりそうだ。
私は独り言を呟く

「この状況、ギャラクシークリティカルロングビーチオンザスペースソニックだぜ!」

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