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【第8回】人生100年時代 健康増進を目指して

皆さん、こんばんは。大池こういちです。

65歳以上の高齢人口が最も多くなると言われる 「2040年問題」が迫っています。

特に、加齢や疾患によって身体的・精神的なさまざまな機能が徐々に衰える状態を「フレイル(虚弱)」と呼び、国立長寿医療研究センターの調査によると〝1日当たり5000歩以上〟歩く方と歩かない方を比較した時、前者の方がフレイルになるリスクがおよそ半分まで下がると報告されています。

私は「健康を促進する施設」や「誰もが安心して利用できる地域の交流の場」を増やし、フレイル予防を強力に推進したいと考えています!そして、健康寿命の延伸を図るため、新たな仕組みづくりに挑戦していきます。

「健康と長寿」について、他にも多くの課題があります。

2030年には認知症の方が830万人にのぼると推定され、公明党は認知症になった方が安心して暮らせる社会を構築するため、「認知症施策推進基本法」の骨子案作成をリードしました。いま、国を上げて強力に認知症対策がスタート!宮城県でも、国会議員と連携しながら全力で進めていきます。

介護の分野においても、人工知能(AI)やロボットを活用し、担い手不足や業務の負担軽減などが進められています。また、老老介護、介護離職やヤングケアラーの問題など、当事者に寄り添った支援の仕組みを検討していきたいと考えています。

さらに、「健康ポイント」も新たな取り組みです。公明党宮城県議団の提案で、宮城県においても検討が進められています。誰もが簡単に参加できるような制度設計を行い、健康増進への一助となるよう動いてまいります。

高齢者の健康維持や介護予防の取り組みですが、先進的な事例をつくり、結果を残している自治体も多くあります。公明党のネットワークを生かし、こうした全国各地の好事例を参考にしながら、横展開していきたいと思います。また、健康増進や交流促進の取り組みは、結果的に、地域の人と人のつながりを生み、災害時の共助など、多面的な課題解決になります。健康をテーマに、町内会など地域組織とも連携していきたいと思います。

人生100年時代の健康増進策!今後、何が必要なのか、丁寧に皆さんの声をお聴きしながら、取り組んでいきたいと決意しています。

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