カイシャなんて、ソンナモン。
みんな大好きマスコット「ソンナモン」の特徴をまとめた。
ソンナモン
諦めと黄昏の里からやってきた、心を閉ざす門。英語名は、The stopped thinking gate。
悪いものをやっつける正義のヒーロー。乱暴に使われるとひどく悲しむ。
特性:「よろず」
あらゆる人間の持ち物となり、あらゆる贄を、その門の中に閉じ込める。
特技:「閉門」
対象に取り付くと、それについて考えることをやめるように促す。聞いた人間が受け入れると、対象を固く閉ざし、その人間から二度と目に触れなくさせる。
受け入れない人間は対象とともに閉ざされる。
対象が大きくなると、成功率が下がり副作用も大きくなる。
効果:「前進」
聞き入れた人間は、別のことに集中できる。
副作用:「虚」
ソンナモンは門を閉ざすと哀愁を漂わせる。
用例
対人憑依
A「さとし君が、わけもなく叩いてくるんだ。」
B「さとし君なんて、ソンナモンだよ。」
このとき、Bはさとし君にソンナモンを憑依させる。ソンナモンはA、Bともにさとし君について考えることをやめ、前に進むように促す。
返事1
A「ソンナモンか。そうだね。」
ソンナモンによって、さとし君は隔絶され、Aは新しい友だちを探す。
返事2
A「話せばわかると思うんだ。」
ソンナモンを拒絶したAは、さとし君とともに閉ざされる。Aは、Bと隔絶され、ことあるたびにさとし君と向き合うことになる。
結末
この場合、ソンナモンはAからさとし君を離すべく憑依する。しかし大事なことは、ソンナモンを繰り出した人の意図である。
「カイシャなんて、ソンナモン。」
こんにちは。満を持してターダノヒマ人のわいです。
キミは、「メンセツが嘘だったんだ。信じられなかったんだ、そんなことがあるなんて。」といったね。
「閉門」
するとソンナモンは着実に仕事をして、キミを閉じ込めてしまった。カイシャと不信と共に。
ソンナモン辞めてくれ。本当は違うんだろ。
いやでも、ソンナモンなのか。
キミはそう思っているに違いない。
ソンナモンか否か?
しかし問題は、ソンナモンを使ったtheyたちの意図について、キミが辛く感じてしまうことなんだ。
ソンナモンなのか、なんなのかは、どうでも良い。
きっと対象も大きすぎた。だからこそ、ソンナモンの持ち主theyたちが、なぜこんなところでソンナモンを使うのだと、疑問に思うんだ。
ソンナモンを盾にして
大変なんだ。キミが考え続けるということは。時に共感を得られないかもしれないんだ。
だけど、キミはキミの気が済むまで向き合っていいんだ。もう周知の事実だが、ソンナモンはキミの行動に納得のいかないtheyたちから守ってもくれる。
キミは考え向き合い続けて良いんだ。
ソンナモンだ
分かってくれる人は分かってくれるし、分かってくれない人は分かってくれない。人間関係なんてソンナモンだ。