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都立入試を中心に解き方を載せます。

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都立入試2021 数学 関数 平面図形 解説

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      都立入試2021 平面図形 問4 (2)② 全集中!図形の知識をフル活用せよ!

      都立入試2021 平面図形の解説です! 今回の問題は、図形の知識をフル活用!なかなか良問です!

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        都立入試 2021 数学 大問3 3 三角形の形を変えよ!等積変形!

        受験生の皆様、大変お疲れ様でした! 都立入試2021 数学 大問3 3の解説です! 文字を置くだけでは解けない今回の問題は、苦戦させられた方もいらっしゃるでしょう。

        • Dark Age 第一章 分裂した世界の中で

          「お互い命張った者同士って訳か……。」 「土居さんは、さすがですよね。そんな環境の中でも、新しくビジネスを確立していらっしゃる。」 清水は、ふと土居の顔を見る。 「あぁ、火葬屋のことか。そんな大したものじゃないさ。ラーメン屋時代のお客さんが、政府関係者で、潰れたあと、たまたまその人と出会う機会があってな。S.E.に入ったあと、肉体がいらなくなるからって、どうするかって話をされてな。自分が焼きましょうか。って笑いながら言ったのが、ビジネスになったってだけさ。」  点滅している信

        都立入試2021 数学 関数 平面図形 解説

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        • 都立入試2021 平面図形 問4 (2)② 全集中!図形の知識をフル活用せよ!

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        • 都立入試 2021 数学 大問3 3 三角形の形を変えよ!等積変形!

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        • Dark Age 第一章 分裂した世界の中で

          Dark Age 第一章 分裂した世界の中で

           S.E.は、東京都の中心部に位置している。白の軽自動車が一台、その場所に向かっていた。 「世界は変わっちまったな……。」  黒の半袖Tシャツにズボンは作業服の男は、無精ひげを生やし、口には煙草を添えながら呟いた。運転しているその腕は太く、手にはところどころタコができ、皮も厚い。ドアの窓に、肘をかけ、前方を鋭く睨んでいた。 「そうですね……。アレができる前は、そのようなことは一切なかったのに……。」 助手席に乗っている男は、肌は白く、体は華奢である。白のカジュアルシャツにタイ

          Dark Age 第一章 分裂した世界の中で

          Dark Age 第一章 分裂した世界の中で

          そこでは、地上と何も変わりなく、生活をすることができる。もちろん、五感も再現しているため、匂い、味、痛みを感じることができる。 が、できないのは、血や涙を流すことができないことだ。そして、寿命はランダムで設定される。意思の「入れ物」となるcybernaut通称 CR(仮想空間内に住む人)は、それを見ることはできない。見ることができるのは、それを管理している「運営側」のみである。空間内に人間に似せた偶像を作製し、そこに「意思」を転送させるのだ。 つまり、空間内に、人間を作り出

          Dark Age 第一章 分裂した世界の中で

          Dark Age

          第一章 分裂した世界の中で 世界は未知の病気をきっかけに、人々は地上と仮想空間に分かれて生活するようになっ た。 未知の病気は、世界中の何万という人々をこの世から消し去った。やがて、人々は集団免疫を持つようになり、病気は衰退していったが、根絶したわけではない。また、ワクチンが開発されたわけでもない。その未知の病気が、変異し再び、人々を襲う可能性がある。 そのような恐怖から逃れるために、人々は安全で平穏な生活が送れる場所を求めた。求めた先に存在したのが、テクノロジーを駆使したネ

          Dark Age 序章

          序章 日常の世界  某日、某学校の教室で、一時間目の授業が始まろうとしていた。 「おはようございます!では、今日も、張り切って授業を実施していきましょう!」  若い声をした先生は、声高々に伝えた。 「はーい。」  と、一斉に生徒たちは、大きい声で答えるが、それには覇気が込められていなかった。数十年前とは違い、物質的な豊かさがある。多種多様な機械が開発されてきた。それは、人を幸せにするだろうが、その反面、子供たちの精神的成長に深く影響し、ませている子たちが多く見受けられるよう

          Dark Age 序章

          Dark Age (書き直し)

           闇の時代。空間、思想、あらゆるものを時間に乗せ、渦を巻きながら渡りゆくそのさまは、いかにも過渡期である。  その渦の動きを見きわめて、流れに乗る人もいるだろう。また、流れに逆らう人もいるだろう。人は、選択する権利がある。ゆえに、その権利を他人に委ねてはならない。  たとえ、世の中が凄絶な争いになろうとも、権利は自分のためにあるのだから、自分で決めなければならない。  自分で選択してきた者は、祈る、願う権利が与えられ、神の前に初めて立つことができる。願望実現へのスタートライン

          Dark Age (書き直し)

          Dark Age  第一章 水面下の願い 3

          「あぁっ、辛気臭ぇ話になっちまった。本題に戻るぜ。あのくそでかいビルん中、入ってデータを入手しようって話だったな?」 「そうです。私は、そのデータがどのようなものであるかわからないですが、何が何でも入手しなくてはならない。と…。今日は、下見なんですが、ガードが何人も、いや何十人もいますね。。」 清水は、双眼鏡を片手に言う。一滴の汗が、頬を伝っていた。 「ガードが何十人も。格闘の素人が、太刀打ちできる相手じゃねえってことはわかるな。だから、うちらはデータ入手に関連するグル

          Dark Age  第一章 水面下の願い 3

          Madoka Dark Age 第一章 水面下の願い 2

          都内某所を走る車の外には、閑散とした景色が映っていた。InEarthが創られ、多くの人口はそちらに移住したからだ。賑わっていた街並みも、今となってはゴーストタウンだ。 これも時代の流れなのだろう。かつて都心部に人口が移住したように、今回もまた地上から仮想空間へ移住しただけのことなのだ。 変わったのは、表面だけで、昔も今も、何も変わりやしない。 ハンドルを握っているのは、土居 隆。飲食店を経営していた。だが、アレをきっかけに、飲食店は潰れ、女房とも別れ、借金返済のために

          Madoka Dark Age 第一章 水面下の願い 2

          Madoka Dark Age 第一章 水面下の願い 1

          都内某所に超高層ビル群、それはライブズが管理するCyber Lifeの設備であった。何十人と押し寄せる人だかりが、そのビルの前を占拠していた。その中にいた数人が、段ボール一枚を高々にあげて見せた。 「我々にも、InEarthに入植する権利を!」 「入植する条件の緩和を!」 ネットでどのように書かれても無視すればいいだけの話だが、ビルの前に来られては無視をするにもできない。主張の仕方は、いつの時代においても変わらないのだ。 その状況を見ている男たちがいた。 「私たちは

          Madoka Dark Age 第一章 水面下の願い 1

          Madoka Dark Age 序章3

          世の中は、アレをきっかけに、色々なことが2極化してしまった。経済格差、教育格差、地位格差、そして地上派と仮想派と。それと共に、人と人との心の距離が遠く離れてしまった。人の温もりは一切ない。 その温もりを犠牲にして、仮想で生活をすることを人間は選択した。それほどまでに嫌なのだ。地上での生活は。 地上は、放置されていると言ったほうが正しい。たとえ、ライブズが地上を管理しているつもりでも、世界の流れは、地上から仮想空間へ移行している。いずれは、地上を捨てるつもりなのだ。つまり、

          Madoka Dark Age 序章3

          Madoka Dark Age 序章 2

          Cyber Life という企業は、ネットの中に仮想空間を創り出し、自然環境から生活に至るまで、リアルなまでに再現したInEarth(仮想地球)を構築した会社である。InEarthは、仮想空間とはいえ今まで通りの生活を楽しむことができる。そこで、住んでいる人をI.E.と呼んでいる。  しかし、人間の独特ともいえる匂いや温もりを感じることは、地上と比べて実感しにくい。また、そこに住む為には、諸条件が必要となり、容易には入植できない。簡単に言えば、高額所得者など、お金にゆとりが

          Madoka Dark Age 序章 2

          Madoka Dark Age 序章 1

          世界は、アレをきっかけに地上派と仮想派に分かれた。生活する場所は、 地上だけではない。 このことに気づいたのだ。いや、気づいたのではなく、それは前から知っていて、それを実行に移すということをしなかっただけなのだ。 仮想派を管理しているのは、CYBER LIFE という組織である。

          Madoka Dark Age 序章 1

          Madoka Dark Age

          世界が裂かれたというより分かれたと言うべきか。それによって、咲かれた何かもある。しかし、分れているのは、今だけでない。昔もそうである。いつの時代も、歴史を鑑みても、二分されている。 いや、二分していると言ったほうが正しいか。 人は、されていると認識しているほど、自らしているものだ。 Dark Age か New Age かは、人間が決めることである。

          Madoka Dark Age