「お金がない」が口癖のあなたに知ってもらいたいこと4つ
こんにちは。久しぶりのnoteです。
今日はお金の話。
日本では、お金のことって学校では教えてくれません。なので、お金の上手な使い方、運用の仕方、性質などを知らないで大人になってしまう人が多い気がします。
少し前まで、わたしもそういう大人でした。
貯金はないし、毎月毎月お給料日までが長くて、いつも「お金ない」と言っていました。親からは「お金は少し足りないほうがよく働くからいい」と言われて育ちました。
でも、お金のことに興味を持って勉強しただけで、今はそういう不安がなくなりました。
お金があるのはいいことです。お金があるということは、選択肢が増えるということ。お金は道具や交通手段などで間接的に時間を買うことができるので、自分の自由も増えるし、できること、やりたいとおもっていたことをできるようになります。
今日は、お金に関してわたしが気をつけていることを4つに分けて紹介したいと思います。
1,節約は満足度が低い出費から
まずは、自分が使っているお金について考えてみるところから。節約は大事ですが、友人との食事や飲み会を減らしたり趣味を我慢するのではなく、満足度の低い出費から削っていきます。
毎月出費しているものをまずは書き出して、満足度ランキングを作ります。
一見無駄遣いに見えても満足度の高い出費はわりとあるもので、例えばカラオケや外食、友人との食事、ゲームなどがあげられます。出費したぶんに見合うだけの満足を自分が得ているはずのものです。
そして満足度の低いものは、わたしの場合は生命保険や通信費、電気代などなど、何もしなくても出ていってしまう、いわゆる「固定費」がありました。
まず削っていくのは、この満足度ワーストランキングに入っている方から。
おそらく固定費がこの大半を占めていることが多いのですが、固定費削減のいいところは、一度手続きをしたらずっと出費を抑えられることです。
わたしは車以外の自分の固定資産もないし、わたしが死んでも経済的に困る人はいないので、真っ先に生命保険を見直しました。
特に、「どういう内容で入っているかわからない」「親がかけてそのままかけぱなしになっている」という人は要見直しです。
通信費、特にスマホ代は、今はMVNO(いわゆる格安スマホ)業者がたくさんあるので、少し調べればかなり節約はできるはず。
また、スマホを購入した際に入ったオプションプランも使わないのに入りっぱなしになっている人がかなり多いので、これもチェックすれば安くなるかもしれません。
2,出費を4種類に分けて考える
4種類というのは、以下のような2軸グラフで考えます。
重要度と緊急度です。
今自分が出費しようと考えているものは重要かどうか、そして緊急かどうか。
例えば、最近わたしが出費したものを考えてみます。
・夏タイヤ
前使っていた夏タイヤはもう駄目になってしまったので、これは緊急かつ重要。
・ホイール
夏用に使っていた純正タイヤはスタッドレス用にしてしまい、夏用ホイールがないから緊急かつ重要。カッコいい少し高いホイールにしたけど、これは満足度がめちゃめちゃ高いのでOK。(ダサいホイールなど履けない。)
・仕事用の服
他に着れるものはあるから緊急度は低いけど、1週間のうち5日着る機会があるし、いい服を来て仕事に行くと気分がいいので重要。満足度もとても高いため、自分のための投資という位置づけ。
・家族や友人との食事、プレゼント代などの交際費
一般的に緊急度は低い(が、いつ自分が死ぬかわからないので、個人的に緊急度は高め)が、人との交流は未来への投資と考えているので重要。
逆に、検討して買わなかったものを書いてみます。
・YouTubeプレミアム
月1,180円払うとYouTubeを広告無しで使える、ダウンロードしてオフライン再生が出来るなどのサービス。
無料体験してみて必要性を感じなかったので重要性は低く、緊急度も低い。
・OSMO Mobile2(スマホ用スタビライザー)
・EOS Kiss(デジタル一眼レフカメラ)
よく考えたら今のスマホめちゃめちゃカメラいいヤツなので、手ブレ補正がついているし、いまのところそんなに動画撮影しない。
デジイチもスマホカメラで十分。いずれも緊急度・重要度ともに低い。
……というような感じで、欲しいと感じたものを「重要度・緊急度がどれくらいか」を問い続けます。
大事なのは、「世の中には、買いたい!欲しい!と思わせるワナがたくさんある」と知ること。その「欲しい」は思わされているのか、それとも自分が心から欲しいと思っているのか、それを見極める必要があります。
そして、緊急度も重要度もそんなに高くないな、というものも、自分にとって満足度が高い出費である場合はむやみに削らず、「ちょっと控えめにしてみる」程度で様子を見ます。
3,貯金はまず目の前からなくすこと。「余ったら貯金」は無理と知る
わたしもかつて、給料日が来たときは「余ったら貯金するぞ!」と意気込んでいるタイプでした。
ご想像の通り、わたしはある分は使い切ってしまうので、貯金などできるはずもありませんでした。
貯金する場合は、先に引いて見えないようにしてしまうこと。
具体的に言うと、
・就業先で天引きで積み立てができる場合はそれを利用する(財形貯蓄など)
・給料日直後に積み立てできる定期預金などが引き落とされるようにしておく
わたしはこの形で、定期預金の積み立てと投資信託を毎月購入しています。
そして定期預金や財形貯蓄、投資信託など、なるべく解約するのに面倒なものを利用すると溜まりやすい傾向にあります。
崩すのに窓口に証書を持って行って書類を書いて印鑑を押して…なんてやると面倒くさいので、なるべく手元にある現金でなんとかしよう、という意識が働きます。
目の前から「使えるお金」として見えなくなると、「手元にはこれしかない」と考えるので、わりと崩さずになんとかなってしまうものです。
4,いまどのくらいお金があるのかをグラフにする
3,の「手元から見えなくする」ことと合わせてやっているのは、グラフにして、手元にないものを見えるようにすること。
本末転倒のようですが、わたしが一番大事だと思っているのがこれです。なぜかって、わたしがグラフ大好きだから。笑
以前の記事でも何度かご紹介していますが、MoneyforwardMEという資産管理サービスをわたしは使っています。
国内のあらゆる金融ネットサービスを連携して、銀行の預金や取引記録、資産状況を確認できるというもの。
無料版では3つまで金融サービスが連携でき、有料版(480円/月)では無制限に連携が可能。
金融機関の残高推移やクレカの利用状況の推移、負債の額、各出費の月ごとの増減、現在の貯蓄状況などを確認できます。
こんな感じです。(流石に具体的な金額は伏せますが…)
積み立て系は特に長く続けているほどグラフも変化がわかって面白いので、なるべく崩さないようにしよう、と思えます。
グラフを見て面白いと感じる人には特におすすめの方法です。
まとめ
最後に箇条書きにすると、
・満足度が低い出費から削る
・出費する前に、その出費は重要で緊急かを考える
・貯金は真っ先に目の前からなくす
・どのくらい使っていて、どのくらいあるのかを把握する
以上の4つ。どれかひとつでもやり始めれば少し違ってくるはずです。
おいでよにも上田市にも全く関係ない話に感じた方も多かったと思いますが、おいでよ上田のミッションは「コミュニティをつくること」「経済を回すこと」のふたつ。
経済を回すにはまず、お金で困っている人に少しでもお金で困らないようになってほしい。そんな気持ちでこの記事を書きました。
参考書籍
わたしがこれまで呼んできたお金の本を紹介します。なんかめっちゃたくさん読んでるので金の亡者だと思われがちですが、お金も生き物と同じだと私は思っています。
猫に好かれるためにどうしたらいいか、本を読んだりして猫の習性や性質を調べたりしますよね。
お金に好かれるためには、お金に興味を持ち、その特徴や性質を調べることが大切です。
お金に関しては、「お金を好きになろう!」とか「お金に『愛してるよ♡』と声を掛ける」とか、精神論で書いてある本などもあります。
一見意味がなさそうに見えますが、「お金のことについて調べるなんていやしい、がめつい」という気持ちから「お金について前向きな興味を持つ」という意識に変えていくのも大切なプロセスなのだと思います。
まずは「お金が好き」と言えるようになること。
皆さんはお金が好きですか? わたしはお金が好きです。
+ + + + +
❤をポチっとしていただくと、また頑張って書こう!と思えるので、ぜひm(_ _)m
SNS、いろいろやってます。
Twitter http://twitter.com/oideUEDA
Facebook http://Facebook.com/oideUEDA
Blog http://ueda.sonbaka.net
LINE@ http://line.me/ti/p/%40hnk4940s
サポートありがとうございます!地元のためになることに使わせていただきます✨