見出し画像

麻雀

リーチ、一発、ツモ、中、一盃口、裏3

初めてのセット麻雀でのリーチ、間6ピンを一発でツモり、親倍満をかました瞬間、自分は麻雀の虜となった。

セット麻雀に自分を誘った友人も騒然としていた。

2018年12月31日

紅白歌合戦で福山雅治が歌っていたころである。

その後、麻雀がどういうのものなのかが知りたいと思った自分は何を血迷ったのか、当時勤めていた大手企業を退職し雀荘でアルバイトを始めた

親は次の就職先を見つけるまでの間だけという条件で了承してくれた。今思えば、フリーで打ったことすらないのによくこの世界に飛び込んだなと思う。無知ゆえの行動力である。

結局、次の就職先が見つかり2か月で卒業することになったが、店員の教育に力を入れているチェーンであり、その中でも接客レベルの高い店舗であったこともあり、この間に麻雀のイロハを教わることができた

「麻雀は背筋で打つんだ!」と店長はよく話していた。

特に、姉妹店が集う麻雀教室で今をときめくMリーガーから直々に教えてもらったこともあり、彼独特のスタイルは今の自分の軸になっている。

自分の判断がすべて自分に返ってくる

麻雀の魅力はこの1点に限る

守るも攻めるもすべて自己判断

牌を切るのにいちいち上司に確認をしたり稟議を通したりする必要が全くないうえに失敗も成功もすべて自分にまるまる降りかかる。そこに言い訳の余地など毛頭存在しないし、後ろから見てあーしろこーしろと言ってくる人間はだれ一人としていない。

プロの打ち方をまねしてもよし、自分の道を切り開くもよし、勝負に勝てばそれが自分の中の正道にしていける。そのうえ、サイクルが早い。1回1時間もあれば余裕で終わるし、その後もどんどん進んでいく。その日の成功、失敗を振り返りながら飲む酒も美味い。

誰かに知らされる失敗より、自分で気づく失敗のほうが身になるのは世の常だが、麻雀は小さな失敗を繰り返させ、大きな成功で返してくれる。この瞬間がたまらない。

やったことのない人はぜひ一度、ネット麻雀から初めていただきたい。ルールはネットが教えてくれるから、とりあえず連番で牌を集めるか同じ牌を集めることに集中する程度でいい。いくつかアプリを張っておくので試しにDLしてやってみてほしい。個人的なイメージだが、カジュアルなものの順。

(いずれも、プロ雀士が自粛中に楽しんでいるのでオススメである)

麻雀をやっていて気づいたことやプロ対局を見た感想を今後も書いていきたいと思う。

自分をきっかけに、一人でも多くの人が麻雀に触れてくれたらうれしい。