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自分の身体の変化と向き合う


健康管理能力検定の勉強を始めて約2ヶ月ほど。

医療関係の仕事をしているため、人の身体のことや健康に関することには興味があり、もっと健康について専門的に知りたいと思い検定を受けることにしました。

そして、この勉強をしていて「そうなんだ!」と思ったことがあったので、ここに書き留めます。


骨盤には
リズムがある!

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私がはじめて知ったことは、骨盤にリズムがあるということです。

女性の場合、排卵や月経などの約28日の周期や、妊娠や出産の約10ヶ月の周期で骨盤が開閉しているそうです。このリズムをコントロールしているのが女性ホルモンです。

骨盤は、月経が終わった後から少しずつ閉まっていき、排卵の時期に一番閉まった状態になります。そして、少しずつ開いていき、月経が始まって2日目くらいに最も大きく開いた状態になるそうです。

また、妊娠した場合は、胎児の成長に合わせて骨盤も開いていき、出産時に最大に開くことで自然な出産ができるようになるという仕組みがあるようです。


骨盤の開閉と心身の変化の関係

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骨盤の開閉がどのように心身へ影響を及ぼしているかについて記載しておきます。

骨盤が閉まる
体内でエネルギーが充満し、気分が明るく前向きになり、集中力が高くなる。ダイエットなどに最適な時期といわれている(過度に行なうとイライラしてしまうこともあるため注意)。

骨盤が開く:
体内のエネルギーが放散されて、何となくボーっとしたりのんびりしたような感じになる。月経前や月経中に何をするのも億劫に感じたり、身体がだるく感じるのはこのため。


生理前になると心身ともに不調がでてくるのは、内面的なホルモンの変化だけではなく、骨盤の開閉という物理的な変化も関係していたようです。

これを知ったおかげで、特に悩んでいた脚の浮腫みに関しては、「この時期は骨盤が開くから、脚の付け根の血管が圧迫されてむくみやすくなっていたのか」と納得し、だからこそ、マッサージや脚を温めること、入浴する事が大切だ!と生理前のケアの目的や必要性が明確になりました。


季節と骨盤

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季節に合わせても骨盤は変化していくそうです。

夏は暑いため骨盤が開き、冬は寒さに耐えるために骨盤は閉じます。
そして、その中間である春や秋は骨盤が開きすぎず、閉じすぎず、ちょうど良い状態になります。特に秋は、冬に向けて少しずつ骨盤も閉まっていくため、四季の中でも一番体調が安定していて、運動もしやすい季節になります。


春にボーっとしたり眠くなったり…、五月病みたいになったりするのは、もしかしたら骨盤が徐々に開いていることが関係しているのもしれませんね。


さいごに

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女性ホルモンは男性でも分泌されているので、この骨盤の変化による心身の変化は男女関係無くあると思います。少しでも参考になれば幸いです。

私は、人の身体について知ることで心身の変化に対して過度にネガティヴな捉え方をしたり、不安になったり、はたまた自分を責めてしまったり…といったようなことが減り、その時々にあった対応ができるようになりたいと思って日々勉強しています。

もう何十年と共に過ごしている自分の身体ですが、分からない事はまだまだあるなぁと実感しました。これからも、たくさんの事について学ぼう!と思った今日この頃でした。

今の季節は天気も気持ち良く、ちょうど骨盤も閉じて体調が整いやすい時期なので、私も運動したり、日々の活動を広げていこうと思います!



最後まで読んでいただきましてありがとうございました。


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