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カエルの卵割はかわいいんだ!!~試作編①~

いつもお世話になっております。ウィルです。
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前回までに3Dが完成しました。本当は他の分割も製作したいところなのですが、2分割目と4分割目の完成をまずは目指そうと思います。

◆3Dをどうやって出力するか

できた3Dの形状を立体としてどのように出力するかというのは
今後の型製作にも関わってきます。

①3Dで製作した形をそのまま出力(マスターモデル製作)、それを使用し別素材で型を製作する方法

②箱の形状から作成した3Dを引き算して空洞を作るメス型

以上の方法があります。

今回は試作第1弾としてまず①の方法で作成した3Dを出力して、そのモデルの型どりをすることにしました。

◆型の素材選び

今回製作した3D形状はアンダーカットがあります。
PL面をどこに設けてもアンダーカットが今回はできるので、抜型時に中の形状が抜けてこないことが問題となります。
抜けてこないところを部品にして段階を踏んで抜く方法や、毎回抜型の際に型を壊す方法などがありますが、

今回小さい物を製作するので、部品を製作するのにしても大変です。
また、ゆくゆくは大量に作りたいとも思っているので、毎回壊す型を製作するのは手間とコストがかかります。

以上の事から、シリコンを使って型を製作したいと思います。
シリコン型は素材自体がやわらかいので、中の形状のアンダーカットを無視して抜型することができます。

◆3Dプリント

この当時出来上がりのサイズを15~18mmで製作しようとしていたので、
今回3Dプリンターで出力することに挑戦しました。

樹脂を熱で溶かして積層して出力するタイプ

調べたところ3Dプリンターもいろいろあるんですね。
試作ということもあり、ご協力いただいて今回は熱で樹脂を溶かして積層する方式で出力しました。

石膏の粉を積層するタイプの3Dプリンターは使用したことがあるのですが、脆かった印象だったので樹脂だと強度が合って良い感じです。

積層タイプなので、どうしてもだんだんができてしまいます。
やすりとパテ埋めである程度きれいにしてから型取りする予定。

次回、この3Dプリントしたものを使用して型どりを行いたいと思います。

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