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Fliptoonで生きていく~勝手連載の話~

勝手に連載して、ヒット作を出し、アニメ化される。

多くのマンガ家にとって、願ってもやまない、非常に夢膨らむコンセプトだと思う。

自分の属性を考えると、マンガ家として50%、編集者として50%の要素を持ち合わせているので、編集担当が付いた方が良いのか、独自プロデュースでやった方がいいのか、いろいろな方向性を検討することができる。

どちらの道も、一長一短なので、どちらが良い…という絶対的な答えは存在しない。

編集者的な視点が強い漫画家であれば、独自プロデュース(勝手連載)でもいけるかもしれないし、クリエイター気質の強い漫画家は、編集者の協力を仰いだ方がいいかも知れない。

あるいは、ヒット作を出す…という観点からは、どちらでもやれる能力を養う必要があるのかも知れない。

優秀なマンガ家が、非常な稀な存在であるのと同じように、優秀な編集者も稀な存在である。

幸いにして、今まで何人か付いた編集者は、非常に優秀だった。
結果が既に証明しているので、それは間違いない。

ただ2024年は、そんな優秀な編集者から離れてでも、勝手連載で行くべきだと考えた。理由は非常にロジカルである。

Fliptoonで生きていく。

自分の作品をアマプラで映像作品化して、それを証明するつもりだ。

オーツボ 拝


追伸1)
Fliptoonに全振りすると意思決定した1週間後に、Amazonで賞金総額1億円の縦スク漫画賞が開催されるとは思わなかった…。人生たまにはいい事がある。

追伸2)
たまにはいい事がある…と記載したけど、AmazonがFliptoonに力を入れる流れは織り込み済みだったので、やはり良いことは勝手に起こらない。自分の臭覚を磨いて、何が正しいのかを含めて、将来を予測しないとダメだ…。今後の自戒を込めて。

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