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個室があったらいいな ~薬局における個室~

「薬局に個室があったらいいな」

こう思うことは度々ありますが、薬局のスペースが限られているためなかなか厳しい現実があります。

せめて完全パーテーションで区切られたスペースがあれば。。。

そう思うのには訳があります。

 まずひとつに、うちの薬局には管理栄養士さんがいます。糖尿病患者さんや腎臓病患者さんの栄養相談をお願いするにしてもプライバシーへの配慮が必要となってきます。現状、窓際のスペースで、YAMAHAのスピーチプライバシーシステムを置いて相談を行っています。これです。

薬局投薬口にも置いていますが、待合室に座ってみると音が交じり合って、「しゃべっている」ということはわかりますが、「何をしゃべっているか?」まではわかりません。優秀な機械だと思いますが、高いです。

 二つ目として、注射薬、吸入薬などは使い方(手技)の説明だけでなく、実際に使用方法に問題がないか薬局店頭で行ってもらうことがあるためです。

 今日、1週間に2回打つ骨粗鬆症治療薬の「テリボン皮下注28.2μgオートインジェクター」が処方された患者さんの注射手技の説明をお願いされました。いつもは「フォルテオ皮下注キット600μg」の処方頻度が高く、その時は練習用キットを用いて、使用手順を説明しメーカーさんが提供してくれている「インスリン注射用パッド」に打ってもらい練習をしてもらっています。(こんなような形のものです)

 今回は患者さんが高齢で自分自身で打つのが不安であること、付き添いの家族のたっての希望で、薬局内で1回目を打つことになった次第です。

 おなかを出せるほどプライバシーに配慮した環境がないためどうしようか一瞬迷いましたが、影の方で全然できるので大丈夫と本人、家族ともに言われたため、気持ちパーテーションに隠れる場所に椅子を置いて実施することにしました。

 結果、無事終わりましたが、いろいろ反省点もありました。

 注射に限らず、インフルエンザの時期のリレンザ、イナビルといった吸入についても飛散の可能性があり、区切られたスペースで行うことが望ましいと考えられます。また、発熱者がいる場合にも、個室のような場所があればよりよいと思います。

 今回の気持ちを忘れずに、移動式パーテーションやほかの方法も考えながら環境整備に取り組んでいきたいと思います。

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( 画像:コミットアンド楽天市場店 )

 こんなおしゃれなパーテーションならいいかもしれない??


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