見出し画像

数字で比べるNPB・Jリーグ・Bリーグ

バスケが好きで、Bリーグチームのオーナーになるのが将来の目標の太田荘嗣(おおたそうじ)です。
今回は日本のプロスポーツリーグであるNPB(野球)とJリーグ(サッカー)とBリーグ(バスケットボール)を数字で比べてみます。

入場者数

NPB

2023年シーズン
入場者数 25,070,169人
試合数 859試合
1試合平均 29,192人

Jリーグ

2023年シーズン
入場者数 10,965,170人
試合数 1148試合
1試合平均 9551人

Bリーグ

2023~2024年シーズン
入場者数 4,515,851人
試合数 1176試合
1試合平均 3,840人

NPBとJリーグは増加傾向にありますが、Bリーグは急激に増加しています。ただ、NPBとJリーグはコロナの影響もあるため、2024年シーズンの結果を見ないと確定的な判断はできません。
NPBはリーグの拡大計画が聞かれないため、今後も同じ傾向が続くと予測されます。
Jリーグも増加していますが、1176試合中61試合しか満員になっていないことが気になります。
一方、Bリーグはワールドカップの影響で急激に増加しています。ただし、672試合(約60%)が満員となっており、今後は会場の収容人数が課題となるでしょう。

参考

放映権料

NPB

推定約500億円

Jリーグ

2023年から11年間で2395億円(1年約218億円)

Bリーグ

推定約40億円

NPBは各球団が個別に放映権を所有し、地元テレビ局との契約が多く、地域ごとに視聴できる試合が異なります。放映権料も球団ごとに異なり、人気球団ほど高額になります。
BリーグとJリーグは放映権をリーグ全体で一括管理し、収益を公平に分配します。主な放映先はインターネット配信(BリーグはバスケットLIVEとDAZN、JリーグはDAZN)です。

参考

チーム売上

NPB

福岡ソフトバンクホークス
350億9100万円(2024年2月)
構成不明

Jリーグ

浦和レッズ(2023年)
103億8400万円
売上構成
広告 40%
入場料 20%
グッツ 15%

Bリーグ

千葉ジェッツ
25億1000万円(2023年)
売上構成
パートナー 54%
チケット 23%
MD 7%
アカデミー 5%

NPBは内訳がわからなかったのでなんとも言えませんが、JリーグやBリーグは売上構成がほぼ同じ比率でした。

参考

感想

NPB

NPBは構造的にリーグを大きくしようとするインセンティブがチームに働かなさそうです。
しかし、日本での野球人気を考えると、16球団に増やすとリーグの価値が上がるでしょう。

Jリーグ

Jリーグの課題は、満員試合数が低いことです。サッカーに特有の問題があるのでしょうか?

Bリーグ

Bリーグは、会場のキャパシティが課題です。人気が出ても入場者数を増やすことができませんし、ふらっと立ち寄ることも難しいため、新規ファンの獲得が困難です。
今後、新しいアリーナがたくさんできますが、それがどれほど大きなものになるのでしょうか。

僕はバスケが好きなのでいつかはNPBを超えるリーグになってくれることを期待してますし、自分もそれに携われる存在になりたいです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?