代議員選挙_石川県

2019年度日本PT協会 代議員選挙石川県 候補者まとめ(+結果を追記)

理学療法士の代議員選挙期間になりました。
僕の住む石川県では、定数を超えており、選挙で決まります。

 投票期間は、2020年2月24日(月)正午~3月8日(日)正午。

が、一覧の方の思いを見る方は見ますが、「ちょっと手間ねんてな~」という方もいらっしゃるかなと思い、まとめてみました。

※結果を知りたい方は、目次からどうぞ

立候補者一覧(氏名・年齢・勤務先)

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【立候補の趣旨】小堺 武士さん

 会費が高い。会員になっているメリットがない。このような声を会員から聞くことが多くなってきました。理学療法士の数が増え、多様な働き口や働き方が出てきた中でこのような声が上がるのも当然のことだと思います。

 日本理学療法士協会(以下、協会)や都道府県士会は会員への情報提供をしっかりと出来ているか、また、会員のニーズに応えた事業を展開しているか。そこが一層問われる時代になってきたと感じています。私は県士会の役員として活動する中で、協会が時代にフィットした人材の育成をしようとしていることは知っています。

 しかし、会員一人一人が協会の動きや狙いを十分に理解しているか、そこには疑問が残ります。会員数が増えた分だけ、会員一人あたりで考えると協会の活動に触れる機会が減り、会員であることの恩恵を感じにくくなってきているのかもしれません。

 一方、人口構成の変化や多死社会の到来を背景に医療・介護保険制度は目まぐるしく変わり、また地域や企業、学校保健、産業保健等、様々な分野で理学療法の知識や技術を応用することが求められています。世の中の流れは待ったなしで進んでいます。世の中に求められるニーズに対応しようと個人単位で日々奮闘する理学療法士も多くいます。私たちの組織は急速に拡大してきたが故に、ビジョンの共有が遅れているのではないでしょうか。

 私は国民の生活の質の向上、健康増進の為に日々活動している理学療法士を柔軟に後方支援していける協会運営が行えるよう、その声を届ける両者のつなぎ役として邁進したい所存です。どうぞよろしくお願いいたします。

【立候補の趣旨】野口 雅弘さん

 平成21年からニュース編集部の部員として活動を始め、平成23年から部長、平成29年から理事として活動に携わっております。ニュース編集部の活動を通して、県士会活動の見える化を図ってきました。また、県士会の活動に参加していただく会員の皆様の多くの声を集め、周知することに努力してまいりました。

 会員数が増大している現在、日本理学療法士協会と県士会のつながりは重要です。代議員は協会と県士会をつなぐ存在であると思っております。
40代という中間的な年代を活かして、石川県の諸先輩から若手まで多くの会員の声を日本理学療法士協会に届け、現場の声を反映した協会活動につなげてゆきたいと思います。

また、日本理学療法士協会の多くの情報を、県士会ニュース等を通じて会員の皆様に届けたいと考えております。ご支援のほど、何卒宜しくお願い申し上げます。

【立候補の趣旨】矢野 昌充さん

代議員は、正会員のなかから概ね 300 人に1人の割合で選出され、日本理学療法士協会の社員として位置づけられています。

 この代議員の役割は、総会に出席し、提出される議案について審議することであり、代議員は多い県では29名、石川県は4名であるため、この代議員数では自分たち石川県の意見は通らないかもしれません。私個人ではたった一握りの意見かもしれませんが、それでも、石川県の理学療法士の気持ちを代表し、定時総会では意見する気持ちを表して参りたいと思い、立候補いたします。

【立候補の趣旨】浅井 仁さん

私は上記の活動を通して、特にPT協会等の中央の組織との議論を通して教務の実務に精通した人材の必要性を痛感しています。県士会における臨床実習指導者養成は大きな柱であり、代議員総会でもこの件については多くの時間をかけて議論されています。指定規則の改定も5年ごとになされる予定です。

 それゆえ、石川県における臨床実習指導者養成および理学療法士養成についての意見を代議員会で反映させなければなりません。そのためには養成校の教員が石川県理学療法士会の代議員の構成メンバーになることが重要で
あると考え立候補いたしました。今後は引き続いて機会あるごとに主に理学療法士養成や臨床実習に関する事案の解決に向けて取り組んでいく所存です。

【立候補の趣旨】神戸 晃男さん

 私は平成11年度~現在まで石川県理学療法士会理事として、平成27年度からは会長として、医療、保健、福祉の分野で幅広く県民の期待に応えるべく地域貢献を推進してまいりました。また、日本理学療法士協会では、6年間教育局研修部にて、理学療法講習会の基本編に携わり、現在も基本編の技術編の企画と推進を行い、特に新人理学療法士の教育に関わっています。今、臨床実習教育、地域包括ケア構築のさらなる推進、災害対策への対応など課題が山積しております。

 今後、国民に求められる安全で質の高い専門的な理学療法を提供していきたいと思います。また、臨床実習教育、学術の向上等に努め、健康寿命の延伸や地域包括ケアシステムの構築に向けても、さらに推進していきたいと思いますのでよろしくお願い致します。

【立候補の趣旨】諏訪 勝志さん

 若い理学療法士が増え、職域も広がりをみせる一方で、理学療法の質の問題も出てきている。この問題は、日本理学療法士協会と各県士会とが協動で解決していく必要があると考える。

 当士会では協会が勧めている各県士会の支部化の動きを受け、今年度より支部化の取り組みを始め、各地域での士会活動活性化を図っている。今後も地域のリーダーを育成し、県士会機能の強化及び理学療法の質の向上を図っていきたいと考えている。

 これまでの士会活動や理事の経験を踏まえ、県士会の活動を協会側へ伝え、協会からの情報を県士会員へ伝えることをしっかりと行っていきたいと考えている。

結果(3/9暫定)

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定数ラインは、1票差でした。

1位の小堺さんは圧倒的ですが、2位~6位は15票差です。

1142名が選べるチャンスを持っていた。
272名が投票。

今後に活かしましょう!

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