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004『君は放課後インソムニア』の舞台、七尾入り出来ず

 15:14、八王子の自宅に無事帰還。そして七尾入り叶わず。今日の土曜日に行くと公言してたけど昨日の金曜日に入ってた予定がつぶれたので、一人住まいの家なので一日早く北陸行きした次第。しかし既報の通り震災のため、JR七尾線は金沢から高松までしか運航できず、七尾入りを唯一の目的とした今回の旅なので、金沢のホテルに一泊した後、草々に新幹線はくたかを使って帰路。
 だから自ら掴んだ七尾の情報は何もないのですが、「君ソム」の第二期、作るなら私が妄想した以上にシリアスなものにならざるを得ないと分かりました。ホテルで観た被災地のテレビ報道で、自分の認識の甘さを痛感を。それは被害の深刻さを死者数で推し量るための弊害で、能登地方は聖地巡礼バスツアーで添乗員さんが言ってた通り過疎だし、たとえ局所的でも被害の当事者にとっては深刻。だから能登のご当地アニメになった昨年の『君は放課後インソムニア』、地元の理解を得て第二部を作ろうとするなら、風光明媚な物語の舞台を視聴者に楽しんでもらうというご当地アニメの趣旨を批判/否定する必要がある。
 私はそれはそれで面白いと思うけど一期のファンに受け入れられるかどうか。実際に現地に行くほどの濃い人は好感を持ってもらえてもライト感覚にはなり得ず、政治的な話になり兼ねないかと。しかし逆に言えばそれだけ切羽詰まったことを能登が舞台なのでテーマに出来ることを意味。問題はそれが『君は放課後インソムニア』に出来るかということで。

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