21年2月26日 その4935『逢坂誠二の徒然日記』(6632)
連日、予算委員会が続いています。
政府のコロナ対策は、積極的な対策を講ずるよりも、
嵐が過ぎ去るのを眺めている完全に「待ち」の姿勢になっています。
特に私が懸念するのは、生活に困窮する個人と
事業収入が減った事業者への対策です。
いずれに対しても何の手当もありません。
また今日、関西などの緊急事態宣言を
解除する可能性があります。
昨年、夏の終わりから秋にかけて第2波が完全に収まりきらず、
1ヶ月以上ダラダラと新規感染者数が横ばいで推移していました。
その後、感染者が増加し第3波を迎え今に至っています。
今回は同じ轍を踏むことがないようにしなければいけません。
そのために、私は緊急事態宣言の解除は、
もう一息、待つべきだと見ています。
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農水省は昨日、
鶏卵を巡る贈収賄事件に関連し、
職員の処分を発表しました。
枝元事務次官らの給与を
1ヶ月間だけ10%減給する等の内容です。
更迭は行わないと言います。
なぜ不適切な会食が行われたか、
政策判断に影響がなかったのか、
こうしたことは全く明らかにされない中での処分です。
一昨日、発表された総務省の処分も同様です。
なぜ不祥事が発生したのかをキチンと把握せずに、
処分だけを行っても同じことが起こる可能性があります。
実に不十分な対応と言わざるを得ません。
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昨夜、zoomで二つの会議に参加しました。
一つは使用済み核燃料の再処理問題です。
ドイツは脱原発よりも先に、
再処理の中止を決めています。
政策決定過程への市民参加の度合いの差が、
日本とドイツの一番大きな違いでしょうか。
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日本の使用済み核燃料の再処理を
イギリスとフランスで実施していました。
しかしイギリスの再処理も
ついに今年で全て終了となります。
米国と同じようにコストが合わないことが
最大の理由とみられます。
また再処理工場周辺の放射能汚染も深刻です。
イギリスも再処理によって
100トン以上のプルトニウムを抱えているが、
処分方法が決まっていません。
不透明な中で増嵩するコスト、
処理できないプルトニウムと高レベル放射性廃棄物、
日本も全く同様の問題を抱えていますが、
再処理を止めようとはしません。
さらに日本が悪いのは、
再処理コストを電力会社を通して
国民が負担する仕組みを作ったことです。
電力会社は、自分の懐を気にせずに
漫然と再処理を続けることができます。
解決できない課題ばかりなのに、
漫然と再処理を継続し、
傷口を広げながら将来に問題を積み残す愚行は、
止めなければなりません。
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フィンランドのデジタル化、
さらにAurora AIについて、
フィンランド政府の方から話を聞きました。
Zoomを利用して、在日フインランド大使館、
さらにヘルシンキを結んでの報告です。
繰り返し語られたのが、
人々の日常をより幸せにするために
「人間中心のデジタル化」であることです。
ワクワクして参加したのですが、
途中で、音声が途切れたり、通訳の音声が低かったりと、
なかなか集中できない環境での Zoom会議となりました。
フィンランドのデジタル化の雰囲気は何となく伝わって来ましたが、
通信と音声の環境が悪く残念な会議となりました。
オンライン会議は便利ですが、
まだまだ課題も多いのも現実です。
今日もブレずに曲げずに、確実に前進します。
===2021.2.26===
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