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22年9月25日 その5510『逢坂誠二の徒然日記』(7207)

夜明け前の函館、多少の雲がありますが、瞬いている星も見えます。

東の地平線が徐々に朱に変化してきました。

今の気温は15度程度、日中は24 度、晴れの予報です。

夜明けの雰囲気は完全に秋です。


1)彩木雅夫さん

「長崎は今日も雨だった」の作曲家「彩木雅夫」さんが、

肺炎のため89歳で亡くなりました。

お元気で活躍していると承知していたのですが、訃報を知り驚いています。


私が札幌にいた頃、彩木さんのご自宅にお邪魔し、

道内の経済界などの皆さんと楽しいひと時を過ごしたことがありました。

それ以来、いつも気にかけて頂いておりました。


「長崎は今日も雨だった」以外にも「なみだの操」、「夫婦鏡」、「花と蝶」など、

私が小学生から大学生の頃にヒット曲を連発しておりました。

心からお悔やみを申し上げます。


2)ドル売り円買い

一昨日、政府日銀が24年振りの為替介入を実施しました。

ドル売り円買いです。

全世界で1日に1千兆円ほどの為替取引が行われています。

この中で、日銀が円を買うための原資は無尽蔵にあるわけではありません。

外国為替資金特別会計の外貨建て資産が原資になりますが、

2020年度末には137兆円の保有でした。

この残高を見てもわかるとおり為替介入による円安阻止は、一時的、緊急的なものです。


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*FRBは0.75%の大幅利上げ、今後もさらに利上げする

*日銀は大規模金融緩和を維持(利上げしない)

*日米の金利差がさらに拡大

*円安基調が続く


*アメリカは激しい物価高のため利上げが必要

*日本は景気が回復せず利上げできない(国債も 1千兆円を超過)

*日本では金利引き上げや為替介入による円安対策は難しい

これが日本の現実です。


しかし円安や物価高による国民生活への悪影響を放置することはできません。

対策を主体的に講ずるの政府です。

そのための手段は、予算、税制などですが、岸田内閣の対応は、本当に遅すぎます。


また円安の理由は、金利差ばかりではありません。

日本の経済など、日本の力が落ちていることも背景にあります。

アベノミクスという張りぼての経済対策に目を奪われて、

国の力を確実に高める努力を怠ったツケが今、吹き出しています。


さあ今日もブレずに曲げずに、確実に前進します。

===2022.9.25===

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