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新しい外国人材制度/逢坂誠二 #7597

【23年10月21日 その5901『逢坂誠二の徒然日記』 #7598】
昨日、臨時国会がやっと召集されました。12月13日までの55日間です。物価高対策は待ったなしですが、岸田総理の対応は緩慢です。経済対策の決定が11月2日ですから、補正の国会提出は11月20日の週になりそうです。予算の成立は、何とか11月中となるでしょうが、自治体の年内議会の対応が難しい情勢かもしれません。岸田総理はこうした現実を知っているのでしょうか。

夜明け前の都内、雲が多めですが、東の空は窓のように雲が開き、金星が見えます。気温は16度。日中は21度、晴れ時々曇りの予報です。

今日は朝の便で札幌入り、その後、函館に戻り、夜はせたな町で国政報告会を行います。

1)新しい外国人材制度
先日、外国人労働者のあり方を議論する政府の有識者会議が、技能実習に代わる新制度の素案を提示しました。

これまでの技能実習制度は、「技術移転による国際貢献」が一応の目的でしたが、新しい制度は「人材確保と人材育成」が目的となります。


最初の在留期間は3年間を基本


1年を超えれば転職を認める


3年後、より高度な技能試験に合格し、日本語能力が下から2番目の「N4」相当になれば、同じ業務で「特定技能1号」の資格に移り、さらに最長5年間働き続けられる


試験に不合格でも最長1年在留できる救済措置


特定技能2号の試験に合格すれば在留資格の更新回数の制限はなくなる。長期就労が可能になる。

今秋の最終報告をふまえ、外国人材の受け入れ・共生に関する関係閣僚会議にかけ、24年1月召集の通常国会に改正法案を提出する予定です。

制度の詳細設計に向けて、さらに議論が進みます。

さあ今日も、ブレずに曲げずに、確実に前進します。
===2023.10.21===

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