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22年1月17日 その5260『逢坂誠二の徒然日記』(6957)

今日から通常国会が開会します。

会期は6月15日までの150日間です。

このため昨夕、上京しました。

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今朝の東京は零度程度で雲が少な目です。

西の地平線付近には、

満月一歩手前の大きな月が黄色く浮かんでいます。


1)早急な分析を

一昨日から昨日にかけてのトンガ大噴火にかかる津波、

津波と呼べるのかどうかも含め、気象庁は相当に困惑しています。


15日午後1時頃:トンガ諸島の海底火山が噴火

  午後7時頃:気象庁が「被害の心配なし」と発表

  午後8時頃:太平洋各地で潮位変動を観測

        国内各地で気圧が約2 ヘクトパスカル上昇

午後11時55分:鹿児島県奄美市で1・2 メートルの最大波を観測

16日午前0時15分:奄美群島・トカラ列島に津波警報

  午前2時54 分:岩手県の津波注意報を警報に切り替え

  午前7時半   :奄美群島・トカラ列島の津波警報を注意報に切り替え


この時系列の整理で見られる通り、

気象庁は当初、若干の海面変動が予想されるとしつつも

「被害の心配はない」と判断していました。

若干の海面変動の想定時刻は、父島で午後10時半頃。

潮位変化は、予想より2時間半ほど早い午後8時頃。

これにより気象庁は、「(予定より潮位の変化が早かったため)

噴火に伴うものとは考えられなかった」と判断せざるを得なかったようです。

ところが午後11時頃、大きな潮位の上昇が観測され、

午後11時55分には奄美市で1.2 メートルの最大波を観測。

16日午前0時15分、奄美群島・トカラ列島に津波警報を発出。


今回の津波?の不思議なところは、

サイパン島など日本への津波の経路での潮位の変化が、

0.1~0.3メートルと日本よりも小さいことで、

気象庁は、原因はわかっていないと言います。

日本で潮位の変化が観測された始めた15日午後8時頃、

国内各地で気圧が約2ヘクトパスカル上昇していたとのこと。

この気圧の上昇による海面変動ならば、通常の津波とは異なる現象で、

津波と呼べるのかも分からないとのことです。


この状況に関し複数の専門家の次のような分析もあります。

海底火山の噴火に伴う衝撃波で空気が振動し津波を発生させた。

衝撃波は噴火で直接発生した津波より速く進み、

日本海溝の付近で海の波と共鳴し、海の波が増幅されて高くなった。


気象庁は今回の件について早急に分析を行い。

災害対策に万全を期す必要があります。


さあ今日もブレずに曲げずに、確実に前進します。

===2022.1.17===

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