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23年1月29日 その5636『逢坂誠二の徒然日記』(7333)

昨日は、函館で三つの会合に出た後、札幌入りしました。今日は札幌で活動し、明日の予算委に備え、上京します。夜明け前の札幌の空には雲が広がり、星は見えません。気温は氷点下9度、日中も氷点下6度の真冬日の予報です。

1 )電気料金の高騰
最近、電気料金が高すぎるとの苦情をたくさん頂きます。昨日も、ついに月額10万円をこえたとの連絡を下さった方がおりました。激しい高騰ぶりなのは、それぞれ自宅の料金を見ると一目瞭然です。政府は、来月の検針分から家計負担の2割軽減を図るため電力会社への支援を始めます。その一方で、北電は一般家庭の7割超が対象となる料金値上げを経産省に申請しました。上げ幅は平均34.87%で6月からの適用を考えているとのことです。つまり政府の 2割軽減策は焼石に水に近いのです。

こんな状態だから原発に頼るべきとの声が多くなっています。しかし本当にそれで良いのでしょうか。原発は本当に安い電力なのでしょうか。今日は詳細には言及しませんが、原発を使い続けることは、将来に大きな負の遺産を残すのは明白です。再生可能エネルギーを基本にした小規模分散型の電力システムに転換すべきなのです。政府はそのための見取り図を書かねばなりませんが、政府のやり方は、再エネを悪者にしながら(表向きは再エネを重視しているように振る舞っていますが)、原発を推進するというそんな基本姿勢に見えます。

今のこの時期、政府は、電力料金への補助と同時に家計の支出を減らすために対策を講ずるべきです。その鍵は、教育費、若者、低所得層です。単に支援をするのではなく、支援によって、どんな効果を期待するのかも考えながら行う必要があります。

ちょっと今日も密度の濃い、1日となります。
さあ今日もブレずに曲げずに、確実に前進します。

===2023.1.29===
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