見出し画像

焦がしたクロワッサン

クロワッサンを焦がした。オーブントースターにクロワッサンを入れ、焼けるまでの間軽く掃除機でもかけるか〜とかやっていたら、案の定焦がしてしまった。

そもそもクロワッサンは「こんがり」から「焦げ」までのタイミングがシビアすぎる。外から観察していてもたまに焼きすぎてしまうこともあるくらいだ。だからと言って、ビビって早めに出してしまうと表面のカリッとした食感が十分に得られない。そんな繊細な注意が必要なクロワッサンをリベイクしている最中に掃除機をかけるなど言語道断。ナメてんのかテメェって話なのである。

焦げた部分を剥がしながらクロワッサンを食べた。サクサクの外皮を剥がされたクロワッサンはもはやクロワッサンとしての体をなしておらず、「クロワッサン食べるぞ〜」と高まっていた僕の気持ちは急速に沈んでいく。食パン等と比べて食べるのに若干のイベント性が生じるクロワッサンの性質上、失敗に対する落胆も大きいのだ。悔しい。100%自分が悪い分より悔しい。せっかくの優雅な朝が台無しだ。

次こそは焦さずににクロワッサンを食べるぞ、と強く誓った。あと、クロワッサンはクズが散らかりがちなので、掃除機をかけるなら食べた後がいいな、と思った。


サポートって、嬉しいものですね!