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誕生!タンクトッパー

ネタの衣装で使うためにタンクトップを買った。貧相な体型故今までタンクトップを視野に入れずに生活してきたので、物心ついてから袖を通すのはほぼ初めてだ(表現としては「袖を通す」でいいのだろうか?)。

着用して鏡を見ると、やはりみすぼらしさがすごくて見ていられなかった。何かに例えようにもあまり言わない方がよさそうな例えしか浮かばない見た目である。ネタ衣装としてはそれでいいが、普段着としては絶望的だ。もしかしたら私服としても使えるのでは?なんて思っていた自分のおめでたさが恥ずかしい。

しかし、試しにその上からTシャツを着てみると思っていたより具合がよかった。白Tでも透けなくなるし、汗をかいても生地が張り付かず快適である。今の今まで「Tシャツの下にタンクトップを着て何になるんだよ!意味ねえだろ!顔に酔っ払いメイクしてから着ぐるみ着るようなもんだぞ!バカじゃないの!まあバカそうなやつほどタンクトップ着てるもんな!ぷぷぷぷぷ!」なんて思っていたが、考えを改めざるを得ない。タンクトップはインナーとして非常に機能的であり優秀だ。

結局、普段用にタンクトップを三着買い足した。この夏は晴れてタンクトッパーデビューである。肩書きに加えてもいいかもしれない。「フリーのタンクトッパーやってます」なんて。でもそんなことを言っていると「誰の許可を得てタンクトッパーを名乗ってんだ?あ?」と、話が通じないタイプのマッチョが出てくるかもしれないので、やはり静かに着させていただこう。僕は争いごとは好まないタイプのタンクトッパーなのだ。


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