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衛生委員会は町内会

はじめに

今回は、衛生委員会に参加していく中で一緒に働いている方とのやりとりの話を書いています。


安全・衛生委員会

50名以上の事業場では安全委員会または衛生委員会を設置・開催しなければならないとされています。
構成する人数から、役割についても決められており、安全衛生活動についてディスカッションできる良い会議体ではないかなと思います。

https://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/roudou/gyousei/anzen/dl/0902-2a.pdf

厚生労働省

50名未満の事業場でも意見を聴く機会の提供が会社には求められています。

産業看護職の参加はマストではないのですが、なるべく参加してみなさんの様子をみています。入職したての頃は顔を覚えてもらえる場にもなります。

町内会だね

最近、いくつかの会社の衛生委員会を見ていてスタッフと話をしたとき、

「衛生委員会って・・町内会のような感じだね」

という話になりました。
確かに!町内会!その発想はなかったけど、そうかも!

安全・衛生委員会には調査、審議事項が決められています。
それに沿って議事進行をしていけば間違いはないです。

生産拠点の事業場では安全管理が大事なのできっちりと労災報告や対策が審議することがほとんどなのですが、オフィス系の事業場だとまた雰囲気が変わるような気がします。

私の経験

企業によっては、オンラインで他拠点の50名未満の事業場とつないで委員会を実施しているところもあります。独自に自部署の職場について、困っていること、気になっていることを話す議題があり、それに対してみんなでどうしようか、ああでもない、こうでもない、人事総務はどう思っている?と話すことも。それが微笑ましい様子で、中身としてはすごく大きな問題ではないけど働く環境をどうしていこうか話し合える、町内会のような役割もあるのではと感じました。

人数規模が多い会社の事業場になるとなかなか対話もしにくい雰囲気があったりしますが、お互いの顔がわかるくらいの会社であれは、衛生委員会を町内会と捉えてみて、上手く活用することで活発な委員会にもできそうではないかなと感じます。

参考になりそうなサイト

労働者安全衛生機構のサイトで衛生委員会活性化の資料があります。ぜひ、ご活用ください。

・衛生委員会活性化テキスト

https://www.johas.go.jp/sangyouhoken/johoteikyo/tabid/1293/Default.aspx

労働者安全衛生機構から


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