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【ビジネスマン必見】行動から逃げないためのコツ

2024年8月21日、Podcast番組「Oh my week」第130回を配信しました。
今回は「行動するためのコツ」についてお話ししました。
↓AIによる文字起こしは下にあります。

西野誠 / にしのまこと
株式会社Oh my teeth 代表取締役CEO 1994年生まれ。学生時代に物流スタートアップ「オープンロジ」にて創業期を経験。新卒でワークスアプリケーションズに入社し、大規模基幹システムの開発業務に従事。2019年10月、株式会社Oh my teethを共同創業。Onlab21st優勝。ICC D2Cカタパルト2022優勝。ICC DXカタパルト2024優勝。Forbes NEXT100 2024選出。

Nishino:おはようございます!Oh my teeth代表のNishinoです。

Akari:Akariです!Oh my weekは1週間で見つけたOh!な出来事・トピックをゆるく掘り下げビジネスや日常のヒントを探っていく番組です。毎朝8時に配信しているので、ぜひYouTubeチャンネル登録して聞いていただけると嬉しいです。水曜日、おはようございます。

Nishino:今日はなんかついつい行動から逃げてしまうみたいなことについて、なんかもう少し踏み込んでお話ししたいなと。結構ありませんか?
まず前提としてスタートアップってスピードとかって言うじゃないですか。けど、結構スピードスピードっていうけど、とはいえ、ちゃんと準備しないといけないんじゃないですか?とか、なんかイメージしてない状態で進めるのは無鉄砲なんじゃないですか?とか僕自身も思ってたことがあって。けど、じゃあ逆に、ここまでできたら行動すればいいっていう、もう最低限のものだけを、基準を決めておけばいいんじゃないかと。この三つの条件をクリアしたらスタートするって決めたらわりと早く進めるんじゃないかなと思っているので、なんかその三つをお伝えできればなと思ってます。行動ができない人って、計画にめっちゃ時間かけてしまっている。「これやった?」って言ったら、「いや、なんか調べてて…」とかってあるじゃないですか。あれ?全然終わってない…みたいな。でもそれって準備なしでいいんじゃないですかっていう、そういう両極端な話じゃなくて、最低限これとこれとこれ、この三つだけが終わってたら進んだらいいっていう風に決めたら、結構進みやすくなるんじゃないかなと思ってる。

Akari:それはあれですか?やる前から、これをクリアしたら行動しようって決めておくってことですか?

Nishino:そう、決めとく。しかもそれも簡単にしておけば、念入りに調べてて、気がついたら一日やってたとかがないんじゃないかなと思ってます。その三つをお伝えして、その上でなんで早くやらないといけないのかみたいな話までできたらと思います。

Akari:ちょっとこれあるあるかもしれないですけど、いざ計画立て始めたら結構大変だぞってことに気づいて行動するまでが遅くなっちゃう…ってことはないですか?めっちゃ言い訳なんですけど。

Nishino:それは二つあると思ってて、一個はそれが分かっただけでもいいっていうケースもあると思うんですよ。でもそれって早く決めれるのが大事だと思うんですよ。早くそれを判断する。一番良くないのが、一時間かけて一時間じゃ終わらないってことが分かりましたみたいな。わかります?「何が進んでるんですか?」って言ったら、「進まないことが分かりました」みたいな。まあそれはちょっと極端ですけど、でもそういうことって結構ありませんか?分からないってことは、5分で分かったんじゃないの?とかってありませんか。一時間でやってくださいって言われて、50分ぐらいになって、なんかちょっと時間が足りないと思いますとかってなるじゃないですか。でもそれって、たぶん、本当に最初開始5分でも気づいてた可能性あるじゃないですか。本当に一時間で終わると思ってたんですか?って言うと、いや、分からず進めてました…とかある。だからその意味でもこの今からお伝えする三つクリアしてるってことだけは最低限絶対押さえておかないと進めちゃいけないぐらいに思っておくと、その三つの中にまさにその最低限のゴールとかタイムラインが計画されてるっていうことが含まれているので、それでズレた瞬間報告できるっていうことになるので、その三つが大事なんじゃないかなという風に思ってます。

Akari:なるほど。

Nishino:三つお伝えします。

▼これが決まれば即行動!

①ゴールと達成基準が明確になっていること
②プロセスとリスクが把握されていること
③リソースとタイムラインが計画されていること

Akari:プロセスはなんとなく理解できるんですけど、リスクってどういうことになるんですか?

Nishino:それこそ今Akariさんが言ってくださったように、先行事例がなかった場合は、これは今日中には絶対終わりませんとか、例えばなんかを開発するって言って、日本国内在庫がないんだとしたら調達できない、そもそも最初のゴールから変えないといけないってなるとこれは難しいですよ、代替案を考える必要が出てきますよ、とかですね。

Akari:このプロセスとタイムラインの違いってなんですか?

Nishino:プロセスは何かゴールがあったらステップですね。まず最初調査して、他社事例研究してみて。それをうちだったらどこの部分が取り入れられるかっていうところを見つけて、それをドキュメントに残しますとか。広告だったら他社のとにかく伸びている広告を見て、伸びてる広告とは何かをまずは他社事例研究する。で、そこから共通点を見つけて、その共通点の内どれを探るか見つけて、自分たちの広告を作ってみて、出稿するみたいな。そういう手順とかを引くってことですかね。
続いて、リスクはそもそも収集段階に全然見つからなかったとか、収集しようとしたけど、10件も見つからなかった、一個しか見つからなかったとか、同じような矯正の広告は見つからなかったという場合は、そもそもゼロから考えないといけないっていう、そういうリスクがありますよね。その場合対応策は、矯正ではなくて他の分野から応用して広告を考えていきますとか、もうオリジナルのもので行きますとか、まあそういう風にバックアップ欄を用意しておくっていうことです。で、逆に理想のリソースとタイムラインのタイムラインの方が僕の考えとして、その早く行動するってことは、行き当たりばったりに絶対になっちゃいけないと思ってて。なってもいいんだけど、その行き当たりばったりになったタイミングで戻るみたいな。定期的にレビューするみたいのが大事だと思っていて。結構スタートアップって行動が全てだからなんか全部色んなことやるけど、それどうなったの?ってなると、やりっぱなしみたいなことが多いから、必ずこの施作はどういう風に効果測定をして、どのぐらいの頻度で見直すのかっていうことを必ず置いとくと。今は突っ走るけど、一週間後にみてこういう効果がないんだったらやめるとか、やり直すとかとやり続けるとか。なんかそれを絶対置くっていう意味でのタイムライン。ここまでやったら、こんなのやったらこれこそが大変だっていう風に思うので、三つぐらい。三つなんですけど、このぐらいのレベルでいいって話で

▼これが決まれば即行動!もっと簡単にいうと…

①明確なゴール
②基本的なプロセス
③必要なリソース

いや!もう2つかな!ゴールとプロセスだけかな!
めっちゃシンプルにというか当たり前なことなんだけど。これをめっちゃ早く決めるってことが大事だと思います。この2つだけ、ゴールと簡単なプロセスだけは、タスクが決まった瞬間に絶対に決め切るってのが重要だと思います。大体あるのがタスクを依頼されるじゃないですか。依頼されたら「わかりました!じゃあそれは明後日やります!」とか「今日の何時からやります」とか「このタスクが終わったら着手します」とかってなるじゃないですか。これが結構危険だと思ってて、そのパターンであるあるなのが、時間になって始めたときに、あんまりゴールとかプロセスが見えてない状態で引き受けてるから、結局その段階で確認とかが発生しちゃって、発注した側もそのときにはこう進めるってイメージしてても、その間にも色々なタスクが入ってくるから、またゼロから考えないといけなくて大変みたいな。ってことがあるのでタスク振られた瞬間になんとなくのざっくりとしたゴールを、何時までにこれが出てれば良くてとか、こんな感じの進め方で良いですかとかすぐ言えるようなトレーニングをすると鍛えられる。

Akari:そうですよね。なんかやってみてからあれ?これってどうやったらいいんだっけ?とかどこまでやるのが正解なんだっけ?とか、指示を出す側もあのときって言われても思い出すの大変ですよね。

Nishino:その癖をつける。もう頼まれたらゴールとざっくりのプロセスだけは決める。で、反論は、でもちゃんと緻密に協議してた方がというか、決めてからの方が良いんじゃないかってめっちゃあると思うんですけど、結論一言で言うと、大企業病になっちゃうからって話で。大企業病って何かって言うと、スタートアップの強さってそれしかないじゃないですか。少ないリソースでめっちゃ早くやるってこと。しかも大企業が目をつけないような課題だったり、早いってことはそれだけ旬の情報というか、今これが必要だってものに一気に攻め込むことができる。けど、しっかり計画してたら、大企業がバッと突入してきたりとか、そのタイミングすら逃しちゃうと思うし、状況が変わっちゃったらその準備したやつも無駄になっちゃうじゃないですか。だし、想定と違うことがめっちゃ多いわけなので、なぜ早く行動しないといけないのかっていうとその判断もすぐできるし、高速でPDCA回すことこそがスタートアップなので。強さじゃないですか。要は稟議とか色々あって進まないとそれが一年プロジェクトになるんだけれども、スタートアップはその間にもう100本くらいやってるみたいな。そうして強くなっていくと思うので。

Akari:そうですよね。スタートアップの強みを活かせるのもそうでなきゃですよね。でなきゃ大企業がやればってなっちゃいますもんね。圧倒的なリソースと余裕で。

Nishino:あと、なんかの本なのか話なのかに書いてあったんですけど、スタートアップはマラソン、事業は長期戦だみたいな話があって。

Akari:長距離走ですね。

Nishino:ただ勘違いしちゃいけないって書いてあって、スタートアップが大企業と一緒にペースを維持したまま走る、そんなわけはないって書いてあって、マラソンはマラソンなんだけど、それを全速力で最初っから飛ばして圧倒的な差を付けてその間にその差分でなんとか大きくなるための準備をして、もうマラソンから空飛んだりとか、マラソンを自動車で走る、そういう戦いだみたいな。そういうふうにゲームチェンジして、決してマラソンだからって言ってペース配分して走ってる場合じゃないって書いてありました。

Akari:めちゃくちゃ過酷ですね。

Nishino:だけどその間に発明して、自動車に乗ることができれば楽にマラソンできる可能性もある。

Akari:今水曜日ということもあり、週の半ばでもたつきがちかなと思うので、とりあえずゴールとプロセスを意識して一日過ごしてみたいなと思いました。ということで、本日もお聞きいただきありがとうございました。Oh my weekは毎朝8時に配信しております。ぜひYouTubeチャンネル登録して聴いていただけると嬉しいです。アーカイブ放送もあります!ぜひお聞きください!では水曜日もOh!全開で行きましょう!!

Nishino ・Akari:ありがとうございました!!

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