見出し画像

【絶対ダメ】生産性〇〇%減!?マルチタスクが危険な理由

2024年8月19日、Podcast番組「Oh my week」第128回を配信しました。
今回は「1つのタスクに集中すべき理由」についてお話ししました。
↓AIによる文字起こしは下にあります。

西野誠 / にしのまこと
株式会社Oh my teeth 代表取締役CEO 1994年生まれ。学生時代に物流スタートアップ「オープンロジ」にて創業期を経験。新卒でワークスアプリケーションズに入社し、大規模基幹システムの開発業務に従事。2019年10月、株式会社Oh my teethを共同創業。Onlab21st優勝。ICC D2Cカタパルト2022優勝。ICC DXカタパルト2024優勝。Forbes NEXT100 2024選出。

Nishino:おはようございます!Oh my teeth代表のNishinoです。

Akari:Akariです!Oh my weekは1週間で見つけたOh!な出来事・トピックをゆるく掘り下げビジネスや日常のヒントを探っていく番組です。毎朝8時に配信しているので、ぜひYouTubeチャンネル登録して聞いていただけると嬉しいです。月曜日、おはようございます。今日はお盆の休み明けということで働き始めの方も多いかなと思うんですけど、ちょっと私の悩みを質問させてください。なんか無限に仕事をしようとしてしまうみたいなところがあって、残業っというか、例えば夜の9時に終わるっていうものが、とはいえ10時11時まで予定ないから、ガッてやれば9時に終わるのに、ダラダラ11時までやっちゃったなとか…時間の終わりが別に自分の中で設定してないから、なんかやり続けちゃうみたいなのが最近、よくないなと思っていて。

Nishino:なるほど。ダラダラやっちゃうにも2種類あると思っていて、もう思いっきり集中してとか予定通りやろうとしてて、出ちゃった、はみ出ちゃったってなると、これは改善に繋がると思うんですね。じゃあこの1時間なんで延びちゃったんだろうとか、どうしたら伸びずにいけたんだろうみたいなことを考えると思うんですけど、逆になんかただ頑張ってて伸びたんだったらその振り返りができないじゃないですか。だから後者だとまあいっかになっちゃいそう。

Akari:いや、そうなんですよ。それこそ何か期限があるものだったら、それに向かって絶対終わらせようってなるんですけど、期限がそこまですぐないものに対して、自分の時間を犠牲にすればいいだけじゃないですか。要は2時間、自分の時間を使うだけで、なんかよりクオリティ高まるならちょっと2時間ぐらいやるかみたいな。でもそこまでのものは求めてられてないのに。

Nishino:ああ、そういう事ですか。求められていないから、もっとサクッとやって欲しいって言うんだったら、それはそうだし、その2時間の話も本当に時間かけて良くなるのかっていう。結構本当は2時間もっと巻きで行ける可能性もあるっていうことって結構ありませんか?意外とその多くが例えばその2時間の間にポイントはフォーカスできてるかだと思うんですけど。つまりその4時間かかりましたみたいな話のときに、4時間本当にそれだけを向き合ってたか。ここで言いたい話は、そのタスク直列にするみたいな話なんですけど、意外とSlackが来たら返したりとか、色々他のタスクとかもしながらの4時間だったりしませんかね。

Akari:そうだと思います。めっちゃそれはそれこそ前職とかも記事を書く仕事とかだったんで、材料はもう整って書けばいいだけなんだけど、取材対象者のもうちょっと深堀たら面白いの出てくるかもとか思って、対象者の記事また読みに行っちゃったりとか。

Nishino:ああ、でもそれは良さそうですね。

Akari:いやでも十分やっただろっていうぐらい材料あるけど、書くことから逃げてまた調べに行っちゃうみたいな。わかります?辛いことから逃げてとりあえずこっち行っちゃおみたいな。

Nishino:なるほどね(笑)もうちょっと事前情報探しに行っちゃうんですね。

Akari:そうですそうです。でもそれは多分逃げなんですよね。なので4時間で書き切るものが、5時間6時間かかっちゃうみたいな。

Nishino:まあでもそれってわかってるってことですよね。分かってるのになぜできないってことだから。

Akari:ですね(笑)

Nishino:でもなんかその時間有限理論みたいなあるじゃないですか。無限にあるか、どっちかって言うと。2時間自分が頑張ればって思うんですけど、それがなんだろう。一応会社としてやってるので、会社の時間だよねって話になるかな。それは会社のアウトプットなんで会社の時間になると思うと。あと、その2時間あったら他の新しいこともできるよね。会社の時間であるっていうことを考えたら、やっぱり会社の成長だとか、もちろんその結果、自分が成長するっていうことが前提ではあるんですけれども、そこを考えたときに、本当にその2時間はじゃあ、むしろ別のアイデアを考える時間に充てるとか、むしろその時間もリフレッシュした方が結果的にいいとかあるじゃないですか。結局2時間頑張って次の日も大変な状態で出勤したりしたら、結局次の日も、本来だったら1時間で終わる仕事が、ちょっとパフォーマンス低下によって1時間半かかるみたいな感じになっちゃったり。まとめていくと、まずはタスクは直列にやるっていう話で。なんかでもさっきの記事を書くってことから逃げてる話も、本当は直列で言うと、「情報収集する→書く」っていう話じゃないですか。だから情報収集やり切ったんだったら、もう次書くことにフォーカスするべき。もうこれはAkariさんも理解してるし。そうなのにできてないって話だけど、一応伝えておくと、ある程度直列でやっていく。並列にする、タスク分散すると、何割ぐらいのパフォーマンス落ちるみたいな話があって…マルチタスクは40%生産性を奪うらしいです。だから60%の力しか出ないってことですよね、マルチタスクした瞬間。だからフォーカスするのが大事だっていうこと。で、フォーカスするっていうと、やっぱり価値高いものにしないといけないよねっていうのも当然ありますよね。そのさっき言ったように、本当にクオリティ上げることが一番重要なんだったら、それにフォーカスするべきじゃないですか。2時間かけてそのタスクにフォーカスして。でもその価値上げるっていうよりかは、会社全体から見たらこっちの方が大事だよねってことだとしたら、もうフォーカスすべきものが違うってことなので。一度まとめると、1個目はなんか直列で考えるっていう話。マルチタスクは40%生産性が低下するって話。2つ目は、価値があるものにフォーカスするっていうことですよね。それに価値があるかっていうことを自問自答するっていうところですね。さっき言ったように何かやりやすいからとかで、だいたい優先しちゃうじゃないですか、あかりさんも。

Akari:早く終わりそうなものとか先やっちゃうときありますね。

Nishino:バランスありますね。早く終わらせた方がいいものももちろんある。それが価値が高いんだったらそうなんですけど、必ずしも長い時間かければいいとか時間かかるものが大事とは思わないので。で。3つ目が予実を管理すること。当たり前だと思うんですけど、まず一旦借りでもいいから何時に終わらせるとかを決めて、何時間で終わらせてみてっていうなんか雑なロジックでもいいから、これに30分これ20、30分…みたいなのを決めてちゃんとそれを正確にトラックして振り返れる状態にする。その3つかなと思います。全部当たり前のことですけど。

Akari:それこそ3つ目のお尻を決めて振り返れるようにするっていうのとか、めっちゃそのとおりでやろうと思うんですけど、決めてもまあ、あと2時間は寝る前にあるし…とか思っちゃうと甘くなっちゃうんですよ。それはあれなのかな?もっとタスクを入れればいいのかな?暇だからやっちゃってる説ないですか、私(笑)

Nishino:ああ、なるほどね。その説は面白いですね。

Akari:その2時間でさえもやんないと終わらないぐらいにしたら…

Nishino:確かに、緊迫感をどれだけ持てるかみたいなものは大事かもしれないですよね。もっとタスク振ってもらうとか?

Akari:西野さんとかって結構そうですよね?もうやること多すぎて、そんな時間ないとかではないですか?

Nishino:そう、その終わらせないといけないタスクが結構あるのはあるからそうかもしれないですけど。じゃあタスクもっともらうみたいな。タスクくださいみたいなのがいいのかな。

Akari:そうなのかな。暇なのかな私。

Nishino:いや、暇ではないと思いますけど(笑)でも確かにトライとして、それやらないと終わらないぐらいもらってみるみたいなのは、1個面白そうですね。あとは、なんかこれはちょっと本質じゃないかもしれないけど、ゲーム感覚じゃないですけど、これだけで終わらせようみたいな。なんか終わらせるインセンティブとかも自分なりにつけるとかだといいんですかね。

Akari:それはインセンティブはどういうものになるんですか?

Nishino:なんかもうほんとに自分なりの、今日は絶対18時までここまでやろうとか。

Akari:あとはその後になんか予定を入れたりするといいですかね。18時にご飯とか…

Nishino:確かにそうですね。でもこれ、注意点はそこで雑な仕事になるのが1番駄目じゃないですか。会社にとってその勝手にご飯だからっていうことで雑になるのが1番。それだったらむしろね、時間かけて欲しいと思うから。本当にフォーカスして直列でやって本気でやって。それでも伸びるんだったらしょうがないし、もともと30分やったのが1時間でなぜ30分伸びたのかっていうことをちゃんと、どうしたらもっと30分で終わらせられたのか、そもそも難しい計画だったのか、みたいなことを振り返ることがたぶん重要これぐらいで終わるっていうことが気持ち良くなっていくっていうか、1時間で終わるなって、コミットして1時間でちゃんと終えることが気持ち良くなっていったらいい気はしますよね。

Akari:いやまさにそうですね。やってみたいと思いました。ちゃんと決めるのもそうだし、直列とかにするだけで変わりそうだなと思ったので。

Nishino:もう意識だと思う。どこまで行っても完全な直列って無理じゃないですか。完全な直列は。だけど、意識するっていうのがめっちゃ大事だと思います。直列になってないかとか、本当に緊急のLINEとか飛んでくるじゃないですか。緊急のSlackとか飛んでくるんで、それはもう対応すべきだと思うんですけど、電話かかってきたとかそれはそうだけど、でもなんか、ついついちょっとそのさっきフォーカスすることから逃げるために他のやつやっちゃうとか思い出したようにやっちゃうみたいなのは、それは本当に分散してしまうからっていうのはを意識すると良いと思いますと。で、もしなんかこれやってみたとかいうことがあれば、勝手にコミットしてもらってもいいので、僕のLINEが概要欄に貼ってあるんで、もう今日これやりますみたいな宣言してもらって。でも人に宣言するのとか結構大事だと思います。16時までにやりますって言って、終わりましたって連絡するっていうだけでも、謎に人にコミットすると結構やらないと!ってなったりしません?

Akari:…

Nishino:ならないですね、あんまり(笑)

Akari:いや、そうですね!確かに一般論はそうですよね!(笑)

Nishino:一般論(笑)そういう感じでLINE追加していただいて、僕にLINEでもいいし、他の人にこれやります!と宣言してもらってもいいし、ちょっとそれを月曜日やってみてもらえると面白いんじゃないかなと思います。誰かに宣言してみましょう!
▼西野のLINEはこちら

Akari:そうですね。仕事始めの方も多いと思うので、月曜日、一緒に頑張りましょう!はい、ということで、本日もお聞きいただきありがとうございました。Oh my weekは毎朝8時に配信しております。ぜひYouTubeチャンネル登録して聴いていただけると嬉しいです。アーカイブ放送もあります!ぜひお聞きください!では月曜日もOh!全開で行きましょう!!

Nishino ・Akari:ありがとうございました!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?