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【PR TIMES1位】歯科矯正スタートアップ✖️お笑い芸人のコラボ企画とは?

先日公開したOh my teeth大阪矯正歯科オープンのリリースが、PR TIMESでアクセス数1位を獲得しました。単なる新店オープンのお知らせで終わらないよう、大阪という立地に合わせた企画「関西弁HP」を用意していたのです。今回は、関西弁HPの制作秘話を対談形式でお届けします。

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アクセス数1位獲得(2021.8.30 旬速カテゴリー)

◆プロフィール

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■ネコニスズ ヤマゲン(以下、ヤマゲン)
1987年1月26日生まれ。大阪府出身。タイタン所属のお笑い芸人。ネコニスズとしてコンビで活動中。6歳年下の双子の次男である山元駿(俳優)、双子の三男 山元環(映画監督)の“山元三兄弟”で結成したクリエイターチーム“FUTANOGO”で映像制作も行う。短編映画『ブラック』が、京都国際映画祭 クリエイターズ・ファクトリー2020 最優秀賞を受賞。

■Oh my teeth CEO 西野誠(以下、Makoto)
1994年1月26日生まれ。学生時代に物流スタートアップ「オープンロジ」にて創業期を経験。新卒でワークスアプリケーションズに入社し、大規模基幹システムの開発業務に従事。2019年10月、株式会社Oh my teethを共同創業。代表取締役CEOに就任。日本初の歯科矯正D2Cブランド「Oh my teeth」をローンチ。希望者含むユーザー数は10,000を超える(2021年8月30日時点)。Onlab第21期にて、最優秀賞とオーディエンス賞をW受賞。

■Oh my teeth PR Team 澤田知之(以下、サワディー)
1987年11月7日生まれ。26歳の時、PRの魅力に出逢い、猛烈な転職活動の末、PR業界へ。その後、株式会社カーツメディアワークスで執行役員兼PR事業部部長を務める。妻の出産を機に、家族との時間を大切にすべく、フリーランスへ転身。子育てを最高の家族体験にすべく、東京を拠点にしながらキャンピングカーで仕事と家庭を両立する「移動型子育て」に挑戦中。

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Oh my teeth×ヤマゲンさんのコラボレーション実現のきっかけを教えてください。

Makoto:Oh my teethの専門クリニックが大阪に新オープンするにあたり、せっかくなら関西ユーザーに「Oh!」と驚いてもらえるような取り組みをしたいなと思っていました。現在Oh my teethの希望ユーザーは1万人を超えているのですが、そのうちの何割かは「関東にしかストアがないから」という理由でOh my teethを体験できずにいます。そういった方々に「お待たせしました!」という気持ちをクリエイティブで表現したいなと。PRチームのサワディーさんに相談したところ、今回の関西弁HPの企画を持ってきてくれました。

サワディー:既存HPを翻訳するだけではなく、関西の方が見た時に本気でおもしろいと感じでもらえるものを作りたいと思いました。そこで考えたのが「関西独特の要素を盛り込んだ関西弁のHPを作成する」というアイデア。形だけ関西弁に翻訳するのでは足りないと感じ、同じように熱い想いを持ってくれる人に翻訳してもらう必要があると考えました。そのとき、とっさに頭に思い浮かんだのがヤマゲンさんです。

以前ヤマゲンさんが執筆された電子書籍「吸って大阪、吐いて東京(売れてない芸人(金の卵)シリーズ)」を読んだことがあり、文章を通してよい意味で「人間臭さ」がある方だなぁという印象を抱いたんですよ。芸人さんは尖っている方が多いイメージでしたが、困っている人がいたら寄り添って解決してくれる、楽しいときには全力で共に楽しむというようなバイブスを感じて。人柄にすっかり惚れ込んでしまったんですよね。

ヤマゲン:サワディーさんとはじめてお会いしたのもその本がきっかけでしたね。原稿完成まで出版社の代官山ブックス編集長とは1度も対面で会うことなく出版したのですが、伴走してくれた編集長と1度もお会いしないまま終わってしまうのは少し寂しいなと思い、ご飯に行く約束をしたんです。そのときに居合わせたのがサワディーさんでした。

サワディー:はじめてお会いした時にはまだ今回の企画はなくて、まさかこんなにすぐにお仕事ご一緒できるとは(笑)うれしい限りです。

仕事を依頼されたとき、どんな気持ちでしたか。

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ヤマゲン:単純に、めっちゃくちゃうれしかったです!自分自身が大阪生まれ大阪育ちなので、大阪が本当に好きで。大好きな大阪に関する仕事ができるなんて、サワディーさんと知り合うきっかけにもなった本の執筆を頑張ってよかったなぁと思いましたね。

もともと個人ブログを週1で更新するなど、文章を書くことが好きなのですが、今回のようなお仕事ははじめてだったので、うれしい気持ちと同時に「本当に自分でいいのかな?」という気持ちもありました。おもしろい内容を作れるのかなとか、HPとしての適切に情報を届けるという役割を壊さず作れるかなとか、わりと普段は下ネタを書いてしまうこともあるのでよからぬ表現が出てしまわないかなとか(笑)

ー実際の制作はどのように進んでいったのでしょうか。

サワディー:まずは既存のHPをもとにヤマゲンさんに初稿を書いてもらいました。初稿時のオーダーは「思いっきりボケ大盛りの内容にしてほしい」。関西弁を活かせるよう、ボケやツッコミを盛り込んだ内容にしてもらいたかったんです。それをもとにOh my teethのメンバーとのやりとりを重ね、4.5回ほど文言案を出してもらいました。

ヤマゲン:初稿は「一旦全力でボケてみよう!」と、書きたい内容を好きなように書かせてもらいましたね(笑)適切ではない部分があったらOh my teethさん側がどんどん削ぎ落としてくれるだろうと思って、全力でおもしろいものものを作ることに専念しました。

Makoto:小さくまとまっていないものができたと思います(笑)

サワディー:HP上の話し手の人物像を設定したこともポイントだったように思います。大阪の気のよい兄ちゃんのようなイメージでしたよね。人物像ができたことで、ボケやツッコミにも話し手の暖かさや親しみやすさが加わりました。

ヤマゲン:高校の同級生で、当時学校で1番といっても過言じゃないくらいおもしろくて明るい女の子がいたんですけど、その子が出っ歯で。彼女に話しかけるような感じで原稿を書いたので、商売人がサービスを紹介するという感じではなく、本当によいものだから自分の家族や連れにぜひ勧めたいという感情をリアルに表現できたと思います。

制作中は自分が原稿を書いている時におもしろいかどうかということと、もうひとつ、関西人だからこそ分かる絶妙なニュアンスの表現にこだわるということを強く意識していました。

Makoto:とってつけたような関西弁は避けたいよねという話はよくしていましたね。形だけのものは当然見透かされてしまうでしょうし、そういうのが分かると冷めてしまうというか......

ヤマゲン:そうですね、普段使っている関西弁の表現をそのまま文字にすることを意識しました。たとえば「聞いてってや〜」の「ってや〜」という部分だったり、「またせてもうた」の「もうた」だったり。

制作を通して大変だったことはありますか?また、完成後の反響についても教えてください。

Makoto:医療サービスの紹介として、ボケ過ぎたあまりサービス内容の誤解を招くリスクを気にしていました(笑)たとえば、「こんでええ(クリニックに来ないで)」の表記についてです。「歯科クリニックは公益性の担保が重要なため、来店を拒んでいると捉えられる表現はよくないのでは?」という観点から、泣く泣く却下としました。

HPのデザインにも苦戦しました。もともとは既存HPのデザインをそのまま使用して、文字だけ置き換える予定でした。実際既存のデザインに落とし込むと、文字が多すぎて読みにくいだけでなく、せっかくの関西弁のよさを全然生かせないものになってしまって。急遽デザインも一から作ることになりました。

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サワディー:もっと情報載せたい、味付けしたいというジレンマもありましたが、読み手にとって本当に必要なものは何かということを常に意識していました。変に関西風に仕立て上げるデザインではなく、とにかく文章に注目してほしいという想いがあったので、「シンプル」と「読みやすさ」を意識したデザインを依頼しました

ヤマゲン:完成したHPをみたときは、お洒落でびっくりしました!何度も何度も見返しました(笑)1ヶ月くらいかけてOh my teethのメンバーとやりとりして、皆で作ったものが形になったことが本当にうれしかったです。普段こんなふうにチームで何かを一緒に作り上げることがあまりないので、すごいなって。完成後は芸人仲間からも反響があり、それもうれしかったですね。


不採用になった箇所も含め、それぞれのイチオシを教えてください。

サワディー:最終的には一部しか反映されていないのですが、この表現好きでしたね。3DスキャンからのBBQのくだりが個人的にはお気に入りでした。

無料歯型スキャン。
タダの中で1番おもろない?無料歯型スキャンて。

ドクターがあんたの歯型を3Dスキャンしてくれんねん。ほんで、その診断結果がLINEでくんねん。簡単やろ?
それにしてもウチのドクターはLINE好っきゃなぁ〜。でも、LINEの方が気軽でえぇやんな。
LINEしてて仲良なったら、みんなでBBQとかするとき呼んだって!3Dプリンターで作った海老とか焼いてくれるんちゃう?絶対人畜有害な煙出るやろうけど。

ヤマゲン:自分はここの部分ですね。初稿から完成までそのまま残してもらった箇所なんですけど、お気に入りです。

参加者の97%がツレに勧めたい!言うてんねんて!すんごい割合。モルディブの識字率と一緒やん。

モルディブの識字率って、いや分かるか!っていうツッコミ欲しいですね(笑)これまでボケてたのに、急に賢さだしてくるやんっていう。

Makoto:ちなみにこの文章も、使用するかどうか有識者に確認しました。「データが事実であれば問題ない」という見解でしたね(笑)

僕のイチオシはこの箇所ですね。当たり前のことをボケっぽく言っている3ステップのたとえが好きです(笑)

ほな、矯正するまでの段取り説明させてもらうわ!
バリわかりやすい!たった3つのステップでマウスピース矯正始めれんねん。
パン切って、卵と牛乳浸して、焼く、これでフレンチトーストできんねん、何が言いたいかわかる?
良いもんって全部3つのステップやねん。
フレンチトーストって1番えぇやん。
2人出て来て、喋りだす、お客さん笑う、漫才やん。
全て3つやから。良いもんは全部3つ。
この矯正もそうやから。

ヤマゲン:Twitterで3つのステップのたとえをリプくれた方がいたんですよ。

あれ、こっちの方が断然おもしろいじゃんっていう。ちょっと芸人として悔しいので、Twitterでそりゃそやねんって思わずツッコミが入るような「#3つのそりゃそうやん」選手権を開催することにしました!もちろん自分も参加してリベンジします(笑)

サワディー:「#3つのそりゃそうやん」選手権!ぜひいろんな方の3ステップが見てみたいですね。優勝者には何かプレゼントいただけるんでしょうか?

ヤマゲン優勝者1名には、自分が書いた似顔絵つきTシャツをプレゼントさせていただきます!心を込めて作るので、メルカリに転売はやめてください(笑)もし転売されてたら買い取ってもう一回選手権開催しちゃいますよ!

【緊急開催】#3つのそりゃそうやん選手権について

キャンペーン期間
2021年9月28日(火)〜10月7日(木)23:59
※終了しました

応募方法
ご自身のTwitterで、オリジナルの3ステップをハッシュタグ「#3つのそりゃそうやん」をつけて投稿してください。

例)ヤマゲンさんが作ったOh my teethの関西弁HP内の3ステップ

パン切って、卵と牛乳浸して、焼く、これでフレンチトーストできんねん

賞品
優勝者1名に、ヤマゲンさんが書いた似顔絵つきTシャツをプレゼントします。
Twitterアイコンなど、ヤマゲンさんがあなたの画像をイラストに!そのイラストをプリントした世界に1枚しかないTシャツをプレゼントします。
どんなTシャツに仕上がるか…お楽しみに!

その他
優勝者にはTwitterのDMでご連絡させていただきます。予めDMが受け取れるように設定をお願いします。

ヤマゲンさん、Oh my teeth一同ともに、皆さまの投稿を楽しみにお待ちしています。

マウスピース矯正「Oh my teeth」とは

Oh my teethは従来の歯科矯正が抱える「通院回数の多さ」「金額の高さ」「継続の難しさ」を解決するために生まれた、日本初の歯科矯正D2Cブランド。テクノロジーに精通したメンバーと、歯科矯正専門家がタッグを組み、未来の歯科体験を生み出しています。

このnoteではOh my teethのプロダクトやサービスの裏側や、ビジネスパーソンのための仕事や身だしなみ、歯のケアに関する情報をお届けしていきます。

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