【一般男性のレシピ】12 おうちラーメン
1.おうちラーメンについて
いつか家でラーメンを作ることって、誰しもが思う夢だと思います。
僕もその夢を持ったひとりでした。でも、鶏ガラを入手するのって難しかったり、豚骨の処理が手間だったり、圧力鍋とかないし...って思って敬遠していました。
でも、ある人から、家庭でも簡単に作れるスープの取り方を教えてもらったので、紹介します。
ラーメンのスープは、基本的に”かえし”と呼ばれる塩分の多いタレと、ガラなどから出汁を取ったスープを合わせることで完成します。(中には、麺を茹でたお湯をかえしにかけただけの竹岡式ラーメンなどもあります。)
今回は、鶏をベースにしたスープに対して、かえしを2種類作って、醤油ラーメンと塩ラーメンを作るレシピを紹介したいと思います。
2.材料
A.鶏スープ
・昆布 1枚
・煮干し 1掴み
・ニンニク 数かけ
・生姜 スライス数枚
・ネギの青いところ 1本分
・鰹節 1掴み
・鶏ひき肉 お好み
↑スープの材料です。 鶏ひき肉を使うのがポイント↓
B.トッピング等 (自由にトッピングしよう!)
・麺
・煮卵
・メンマ
・鶏油(鶏皮を焼いた時に出る脂。なくても可)
・ネギ
・チャーシュー
C-1.かえし(醤油)
・チャーシューの煮タレに塩を小さじ1加えたもの 60ml
C-2.かえし(塩) ※分量は感覚
・酒 150ml
・みりん 30ml
・塩 大さじ2
・味の素 大さじ1(化調嫌いな人は入れなくてもOK)
3.作り方
A.スープの作り方
(1)煮干しと昆布を一晩水につけて、冷蔵庫で寝かせる。(こだわるなら、煮干しの頭とワタは取った方がいい。)
(2)(1)の昆布煮干し水にニンニク、ネギ、生姜、ほぐした鶏ひき肉(鰹節以外の具材)を入れて弱火にかける。ふつふつしてきたタイミングで昆布を取り出す。(昆布は沸騰したお湯に入れてしまうとえぐみが出てしまうため)
(3)沸騰したら強火で煮詰めて、水分量が2/3〜半分くらいになったら火を止めて、鰹節を投入する。(追い鰹)
(4)2,3分ほど放置したら、スープを漉す。ザル→さらしやキッチンペーパーで漉すと非常に滑らかになる。
B.トッピング、かえし
(1)チャーシュー、煮卵
以前の記事で紹介したレシピでチャーシューを作り、残ったタレに8分茹でた茹で卵を1〜2時間漬ける。その後、タレに塩を加えて、加熱し馴染ませる。(醤油味のかえしの完成)
(2)塩味のかえし
酒、味醂をフライパンに入れ、塩と味の素を加えて混ぜながらアルコールを飛ばす。めんどくさい時は、蒸気に火をつけてしまいましょう。結構大きい火が上がりますが、文明社会に生きる我々にとってはなんて事ありません。火災報知器が敵ですが、今まで反応した事ないので、多分大丈夫。火が消えるか、アルコール臭が消えればOK
C.仕上げ
麺を茹でる横で、スープを加熱します。スープの加熱は電子レンジでもOKです。その間、丼にはお湯を入れて温めておくといいでしょう。
麺が茹で上がる前に、かえしを注いだ丼に、スープを加えます。その後、よく湯切りをした麺を入れます。
お好みのトッピングをして完成です!
4.おわりに
鶏ベースのスープを使った2種類のラーメンを紹介しました。
個人的には、塩の方が相性が良さそうです。スープの色も綺麗なので、見た目もとてもいいです。でも、塩ラーメンって、塩分濃度でだいぶ変わってくるので、かえしとスープ合わせた後にしっかり味見して、しっかりとキマった状態にしておくのが良いと思います。
個人的には、鶏の出汁を鶏ひき肉で出せるのが面白いと思ったポイントでした。(和食の料理人から教えてもらった)灰汁があんまり出なかったので、ものすごく楽でした。その代わりに、余ってた鶏皮使って鶏油とか作っちゃいました。
鶏で出汁を取っているので、冷蔵庫で冷やしてる間に、ゼリー状にならないのがポイントです。冷やしラーメン系なら、この出汁の取り方が最適解だなと思いました。
案外簡単に作れるので、ぜひともやってみてください!このスープで鍋なんかしても美味しいと思います。
感想もお待ちしております!
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