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映画とかドラマを倍速で見れる人って、やっぱ進化した人種なんだろうな。

「糠漬けが食べたい、作って。」

いきなりのハードル高め。
昨日お父さんが電話で言ってきた。
なんでもスーパーで買った出来合いのものはちょっとお口に合わなかったらしい。
しかし、ここで問題発生。

私は糠漬けなんてハードルの高そうなもの、作ったこともないし、糠床なんて作れる訳ないし、おまけにスーパーで売ってたものより美味しく作る自信なんてある訳がない。

しばしの沈黙ののち「いいよ、作る。」
あーーーこういう所ね。
でも、やってみなくちゃわからないし、とにかくなんとか作戦を立ててみようと思っていると、
「若い人に人気があるお店で、野菜をつけるだけになってる糠床が売ってるらしい、テレビで見た。」と来たもんだ。
なるほどそういう事ね、それで私にもできると踏んだ訳か。
それなら私もネットで見たことある。無印良品のアレでしょ?
早速、ポチった。

でもその後、最近のきゅうりはあんまり美味しくないとか、大根も瑞々しくないから美味しくできるだろうかとか、早くも私と無印良品の糠床の腕を超えた範囲の心配をしてくる。
それって、私にどうしろと?
お母さんからは、きゅうりは丸い方の部分を触ってみて、柔らかくなければいいっていう事くらいしか教わってないし、大根は一年中売ってるから、いつどうやって収穫したものかわからないし、そりゃあ畑から抜いたやつの方が美味しいんだろうけれど、そこはどうにもならないよ。

と思っていると、何やらお父さん家の近くのスーパーには、時々、産直野菜みたいな、農家直送みたいな野菜が並ぶらしい。そのブースで買うとトマトもきゅうりも美味しいそうだ。なるほどね。

って、糠漬けつける前にそれをゲットしろって事なのか。でも、時々っていうところがネックで、いついつって言ってもらわないと出会えないじゃん。
なかなかのワガママさんだなあ。
私ん家の近くのお店で買って、もしも糠漬けが失敗したとしても「あー素材の問題だなこれは。」って誤魔化せると思ってたのに、素材までご指定とは。
うーーーん。

とにかく、野菜入れるだけ糠床なるものは明日届くらしいから、ちょっとやってみるか。失敗したら嫌だから2個頼んでみた。保険、保険。

自分のことは自分でやるし、あんまり欲望を放ってくるタイプではないから、お父さんの方から「何かしたい。」とか「何か食べたい」とか「何か欲しい」とかいう要望があれば、できるだけ応えよう!っていうのが、私の今年の目標の一つに掲げられているから、糠漬けぐらい作ってみるよ。

ネットで検索したら(本当にありがたい)その無印良品の糠床に、昆布と唐辛子を入れると、味に深みが出ていいらしい。メモメモ。
そうか、こういう記事を書くと人の役に立てるんだなあって違った意味で感心した。
ありがとう、ちゃんとした記事を書いてくれる人よ。

まあ、どっちにしてもお母さんの糠漬けが基準だったら、はなからどうしようもないので、お父さんもそこまで期待はしていないだろう。
お母さんの手作り糠漬け VS 私と無印良品タッグ。結果はいかに!乞うご期待。

今日はちょっと暑いね。

「マーダーズ・イン・ビルディング」のシーズン1を見終わって、シーズン2に突入しつつゲーリー・オールドマンの「窓際のスパイ(Slow Horses)」シーズン1を見てる。
頭がおかしくなりそうなくらい全然違うドラマだけど、それがまた楽しい。

「マーダーズ・イン・ビルディング」を見てて、なんだかふっと「ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」を見返してみたくなった。
なぜなのかは謎。

色々見たいドラマもあるし、あっ最近では倍速とかでドラマを見る人々がいるらしいね。むかーし知ってたでっかい会社の社長が、忙しいはずなのによく映画の話をしてくるから「いつ見てるんですか?」って聞いたら「飛行機の移動中、倍速で見てる」と言ってて、へえぇ、それって声が変にならないの?と思って聞いてたけど、彼に時代が追いついてきたんだなあと思った。
やっぱ、声、変になるよね?

その時は「パルプ・フィクション」を見たとか言ってたな。
トラボルタもサミュエル・L・ジャクソンもブルース・ウイルスも、ヘリウムほどではないにしても、ちょっと高い声で喋ってたんだろうか。
ファビアン役のマリア・デ・メディロスが可愛かったな。
でも倍速で見たのが「レザボア・ドックス」じゃなくて良かった気もする。
だってやっぱり雰囲気ってものが・・・。

明日 糠床届くの楽しみだな。なんでも初めての事はワクワクする。
上手にできるといいな。




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