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ケイト様、黄色いスーツがカッコよすぎです。おまけにそのダンス、朝から真似して一緒に踊り狂いましょう。

朝から「グラウトンベリー・フェスティバル」の「スパークス」のライブにサプライズ出演して踊りまくるケイト・ブランシェットを見て、あーケイト様、アガル♡と元気をもらった。
手足が長いから見ててシュールでカッコイイ。
「TAR」の時も指揮をする腕の表現が震えるほどカッコよかった。
思い出したらもう一回見たくなった。

まじめ顔で踊るケイトを見ていたら、クリストファー・ウォーケンがファットボーイ・スリムの「Weapon Of Choice」のPVで踊っていたのを思い出した。
思い出しついでにちょっと見てみよーと思って、探してみたらあったあった。
おまけに4Kリマスター版まで出てた。流石にクリストファー・ウォーケンバージョンは時代を感じさせるダンスだったけれど、なかなかどうして、あーそうこれこれっていろんな意味で楽しめた。
いい朝だ。

ここ何日か、ヨーグルトに乾燥マンゴーを入れて冷蔵庫で一日置いて、次の朝食べるっていうのにはまっている。カチカチだったマンゴーがもう一度ヨーグルトの水分を適度に含んで、美味しくなるんだよね。元々、あんまり酸っぱい食べ物が好きじゃないから(ヨーグルトでさえ、ものによっては酸っぱいと感じる)マンゴーの甘さと相まって、夜寝るとき仕込んでおくと、食いしん坊さんは朝起きるのが楽しみになるくらいの美味しさ。
一度乾燥させたマンゴーをまた戻すってって思うかもしれないけれど、干したからこその椎茸みたいな、旨味が出て美味しいです。

最近、塩味をエンミって言うんだ、ってテレビを見てて思った。甘味(あまみ)とか辛味(からみ)とか苦味(にがみ)とか酸味(さんみ)とか旨味(うまみ)っていうのは使ってた気がしたけど、エンミっていう響きはあんまり耳慣れてなくて、ちょと違和感。シオケやシオアジや塩梅とかじゃいけなんだろうか?
ちょっとテレビを見ないと色々んな事が変わってるんだなあ。と。

昨日、夕方のニュースをたまたま見ていたら(最近、民放のテレビではニュースとバラエティー番組の境目がわからない感じがして、混乱する。すごい事故の悲しいニュースとか辛いニュースの後に、アナウンサーがヘラヘラ笑ってくだらないことを言ったりするから。)ある地方局の男性アナウンサーが、実店舗を持たずにトラックで移動販売するコーヒー屋さんのニュースを流した後、コメントをしてた。
「見せつけるにはもってこいだよね。」
そして、ハンドバックを抱える感じの女性の真似をして、腰をくねくねしながら
「私って、こんなの買ってるの、おしゃれでしょー?みたいな、ことですよね。」
そして「あと、値段が知りたいよね?」
みたいなことも言ってた。ほんと、嫌味臭かった。なんでそこまで?
今朝、家を出る時家族と喧嘩でもした?それとも、そういう性格?
文字で読むと伝わりにくいけれど、終始馬鹿にした言い方で、ユーモアのかけらもなかった。
恐ろしいな。
このコーヒートラックの会社にも失礼だし、楽しみにしてますってインタビューに答えてくれてた女の人たちにも、見ている人にも失礼な気がした。
おまけにこの流れからいって、もしこの人がその発言を注意されたとしたら、多分こう言うと思われる。
「そういうつもりで言ったわけじゃない。」

多分、みんなはそのコーヒーが飲みたいから楽しみにしているのであって、別に、他人に見せつけるために買いに行くんじゃないと思うけどな。
もしも、そのことをSNSにアップしたとしても「わーい、〇〇コーヒー美味しかったよ♡」くらいなもので、新しいミスドのドーナッツをアップするのと、子供が描いた怪獣の絵をアップするのと、何が違うんだろうと思う。
どうしてこのコーヒートラックだと、そんな風に言われなくちゃいけなんだろう。

珍しい物とか見つけたり、楽しかったこととかあったら、教えたいっていう気持ちを、身近な人を超えていろんな人にお知らせできる時代に、この人は何て卑屈で嫌味な考えの持ち主なんだと、呆れた。
知らないことを教えてもらったら、それだけで嬉しいけどな。
すごく助かる時もあるし。

そのコーヒー屋さんの人が聞いてもいい気がしないかもしれない。大袈裟かもしれないけれど営業妨害っぽくもある。そんなコメントするくらいなら流してくれなくて結構と思ってしまった。でも、まあ、相手は「いいですよー。当社のコーヒーを楽しみにしてくださって、他人に見せつけるほど自慢できると思ってくださってるなら、どうぞ、自慢してください。どんなお客様でも当社のコーヒーを楽しんでいただけるなら、ウェルカムです!」って言ってくれそうではある。
私だったら、そう言う。

以前「テレビはBSしか見ないっていう女とかいるけど、ああいうのって意識高い系だよね。」って言ってた女の芸人さんがいて、周りの人達も「そう、そう、なんかカッコつけてて、やな感じよねー。」って笑ってた。笑いを取るために言ったんだと思うけど、BSを見るくらいで意識高いって、うちのお父さんでも見る。

小学生の時、ジャズが好きだと言ったら「大人みたいでカッコつけてる。」と言われたのと同じなんだろうか。
「カッコつける」かー。それってなんなんだろう?
そういえば、以前家に電話がかかってきた時、たまたまクラシックを聴いてたら相手に聞こえたらしく、
「お前の家って、喫茶店みたいな曲がかかってるな。」と言われたことがある。
笑える、面白い事言うよね。グローバルトップ100みたいなのかけてたら「スタバみたいだな。」っていうのか聞いてみたい。

自分をよく見せようとする事が「カッコつける」っていう事なんだろうか。
でも、そのアナウンサーも女の芸人さんも、どういうんだろう、そんな風に無理してカッコつけてる人達とは違うのよっていう自分をアピールすることで、違った方向から「カッコつけてる」様に見えるんだけど。

思うんだよね。人それぞれの「普通」って人の数だけ違うんじゃないかと。だから人から見て「カッコつけてる」って思われても、その人にとっては、別にいわゆる「普通」なんじゃないかと。

あっ、思い出した。昔、高速道路がすごく混んでて、スポーツタイプのオープンカーでゆっくり走ってたら、隣に並んだトラックの運転者が、
「カッコつけてんじゃねーよっ!」と言いながら、缶コーヒーの空き缶をバックシートに投げ込んできた。
選んだのがタン色の綺麗な革のシートだったからシミになった。後で綺麗にしてもらったけど。犯罪だよね、これって。

あのね、私がカッコつけてるんじゃなくて、その車のデザインや性能がカッコいいの。車自体がカッコいいの。私じゃなくて。
それにそのトラック野郎も「カッコつけてんじゃねーよっ!」って言ったってことは、その車がカッコいいと思ったわけだよね?

カッコいいものは、カッコいいでいいじゃん。人それぞれのカッコいいも違うんだし、じゃなかったらみんな恋人とか、出来ないんじゃない?
「蓼食う虫も好き好き」って言うし。
私が感じるカッコいいとはかけ離れた人でも、恋人いたりするもん。
ちょっと言いたかった。ごめんなさい。

それに、カッコつけてもいいと思う。カッコつけたって、ちょっと背伸びしたって、自分がそうしたいんだったら、別にいい。上に書いた人達みたいに「カッコ悪い人」になるよりはいい気がする。

それに、私だってカッコつける時はある。
テーブルの足に思いっきり足の小指をぶつけた瞬間を見られて「うわっ、どうなの、それ?絶対痛いでしょ?」みたいに覗き込まれたら、本当は死ぬほど痛くて泣きそうでも「別に、痛くない。」って言う。

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