見出し画像

オタマジャクシさんごめんなさい。でも、ほんの子供だったんです。

アートワークを納品したお客さんからお菓子をいただいた。
やっほう☆この方はいつも並んでしか買えないものとか、売り切れ続出してるものとかをくださる。
会社の近くのデパートによく寄り道するからそういうことに詳しいそうで、それが手に入ったことを嬉しそうにお話ししながら、戦利品をくださる。

よっぽどの事がないと並ばないけど、そういうものは大好きな私からすると天使のような人だ。なんて幸せ者。あっちがお客さまな気もする。まあいい。
ありがとうございます。

さすがに今日は手足がだるい。
手は多分ひさしぶりに重い買い物の荷物を持ったせいで、足はスマホ探して三千里(もちろん三千里はない)の歯医者2往復のせいだ。なんだよ、弱っちいな。

昨日もスーパーでお母さんとかお父さんらしき人とか、私より年上の方々とかが、カゴいっぱいの食料品やらなんかを持って、サクサク歩きながら買い物してるのを横目で見ながら、みんな腕っ節が強いなあと思って感心してた。
毎日の積み重ねがああいう逞しさを育てるんだろうね。継続は力なり。

昔から荷物を持つのが嫌いな人だから、出かける時も極力ちっこいバックに最低限のものをいれてしか持ち歩かないから、鍛え方が足りないんだ、きっと。
買い物する時に使うゴロゴロバック(おしゃれで可愛いのを選んだのに)もこれなら使うかもと思って買ってはみたが、キッチンの棚の上の収納に収納されている。

ほんと、みんな体力あるなあ。
毎日会社に行ったり、子供のお世話をしたり、掃除洗濯はわたしもやるけど、それはべつに自分のためだし、お母さんたちなんて家族の分全部だし、働きながら子供を育ててる人って本当にすごいと思ってしまう。
子供を産むと、なんか違う力を授かるんだろうか。
暑い中、後ろと前に子供をのせて、がんがん楽しそうに自転車こいでる人をみると絶対になんか特別な力を授かってるんだろうなと思わずにはいられない。

子供っていいな。
あっついのに公園とかで必死で遊んでて、どっかで泳いだのかよっていうくらい髪の毛がおでこに張り付きまくってて、走り回りながら奇声を発してる子供とか見てると「君らのエネルギーはどっから来てるんだ」と思ってしまう。
おまけにわたしはそういう子供じゃなかったから、水とかぶっかけてからかいたくなる。

子供の頃の学校の帰り道によくわからない神様系の建物があって、その中庭に噴水があった。一緒に帰ってた子供がその噴水に入って怒られてた。
わたしは入りはしない。
それを見てバカだなと思うタイプ。
そう子供クサイことはしない子供。
でもその噴水の横に小さな池があって、そこにオタマジャクシがいた。
つかまえて裏返すとおなかにグルグル模様があった。
その頃、病気で田舎に強制移住(お父さんが無理やり綺麗な空気のところにって考えてそうなってた)させられてたから、見るもの全てが好奇心をくすぐった。
虫も田んぼもカエルもトカゲも。
それまで見たことがないから怖くて触れないじゃなくて、見たことがないから怖くもなんともなくて触れるみたいな。

時効です。と先に言い訳しておこう。
なぜかそのオタマジャクシのグルグルを見ていたら、暑いブロックの塀にくっつけてみたくなった。
ぺちって投げてみたらくっついた。
オタマジャクシの目線からみたら残酷非道な所業なのだが、当時の私はちょっとぬるっとしたオタマジャクシが「果たしてくっつくのか、くっつかないのか」の方にだけ興味があった。
あの時のオタマジャクシ達に集団訴訟されたら確実に有罪だ。
でもわたしが鳥さんだったら、訴えられても無罪を勝ち取れるだろう。

今思えば、なんてことをしたんだと思うのだけれど、「あの時はそれが全てだったの」みたいなこと、みんなもひとつやふたつあるよね。

ということで、この告白をもって今週のエンディングにしたいと思います。

一週間お疲れ様でした。
明日の日曜日はゆっくり楽しく過ごしてください。
昨日は負けましたが、今日は勝つでしょう。でしょう?でしょう!

君に幸あれ!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?