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マルチーズとチワワは結婚できるらしい。

今日も雨。
なんだかちょっと冴えない空模様。

一つ仕事を片付けた。えらいぞ。
今週中にした方が良さそうなものがもう一つあるんだけど、きっとそれも出来るはず。
通勤とかしなくていいから、その分楽ちんだし自由なんだからと思うけど、その「自由」っていうのが曲者で、仕事する部屋を作ってるとはいえ、キッチンに行ったり、トイレに行ったりするたびに、ソファーとか本とかリモコンとかおやつとが邪魔するんだよね。甘えたやつだ。

でもありがたい。こんなんでも仕事依頼してくれて、ほんと、ありがとうです。
それに、余裕持ったスケジュールでもあるし。
普通、相手が病気持ちだろうがなんだろうが、あんまり関係ない感じで仕事って進みそう。それか、元気で、もしかしたら再発するかもしれないような危険じゃない人に頼めばいいんだものね。

途中、あーだこーだあっても、自分がデザインしたものが出来上がって飾られたり、製品になったりするのって、結局最後は楽しいし、嬉しい。
それを後から見た人が「あれ欲しい」とか「その人に頼みたい」って言ってくれると、もっと嬉しい。
なんだかんだ文句言う時もあるけど、恵まれてるんだと思う。
雨だからか殊勝な私。
なんかどっかに、今あるものに感謝しましょうって書いてあったしな。
晴れた日も殊勝だと、もっと可愛げがあるのかもしれないが、それは多分無理。

新しく来てくれたアッティ(ベタ、ベタって魚)は小柄なのに、よく食べる。
ベタ用の餌の後ろには「一度に6粒-10粒、1日に何度かあげます」みたいなことが書いてあるけど、すごい勢いでそのくらいあっという間に完食する。
それで、もっとくれっ!みたいなそぶりっていうか、水槽の私側の一番近いところから離れないで、口をぱくぱくさせて、ヒレをひらひらさせて、どう見てもなんか訴えてるように見える。

犬とか猫とか鳥とか(鳥は喋るのいるね)魚とかが喋らなくて良かったよね。
彼らが何考えてるかなんて、人間が勝手に思ってる方がきっと幸せ。

この間カフェに行った時、ベンチタイプのお外の椅子に腰掛けてぼーっとしてたら、そのベンチ続きの席の隣の女の子が連れてた白い犬(なんでもマルチーズとチワワのミックスというらしい)が、てこてこベンチ沿いに移動してきて、断りもなく私の横にちょこんと座った。

おっ、と思ってその子を見たら、その子も当たり前のように私を見上げてきた。
「別にここに座っても、問題ないわよね」って。
飼い主の女の子は「人懐こいんですよー」って笑ってた。
耳の後ろを掻いてやると、当然のようにもっと掻いてと言っているように見えた。

すぐに女の子の元に戻るのかと思いきや、私が席を立つまで、ほんと当たり前のように私の横に座っていた。不思議なやつだ。
周りの人から見たら、絶対私のワンコだと思ったに違いない。

でも、もしもそいつが話せたらなんて言ったんだろう。
「私の飼い主、ああ見えて餌を忘れることもあるのよ」とか、
「時々、彼氏が訪ねてくるんだけど、その人犬が嫌いみたいなの、私はちょっとお付き合いに反対ね」とか。
いやいや、マイナスな方に書いたのは、わざわざ初めて会った見ず知らずの私の横にくっついてきて佇んだわけだから、何か飼い主さんには直接言えない系の悩みがあるんじゃないかと思った次第。

だって、その間におやつが欲しくなったのか、ちょっこと女の子の方に戻って、前足でその子の腕をガシガシ触って、くれって請求しておやつ出してもらってた。
でもおやつをもらったら、またこっちに移動してきて何食わぬ顔で私の横に着席。
ほんと、不思議なやつだった。
そんでもって黒目の奥に何かしらの強い意志を感じるやつだった。

時々ちっこいワンコって、ほんと色んな意味でぬいぐるみみたいで、何か考えてるのか、果たして正体はあるのかっていう感じの子いない?
生きてはいる風には見えるけど、思考はしてるかい?みたいな。
やばい、雨が上がったかな?

あー、後ひと踏ん張りしよーっと。

今日で、お仕事終わりの人おめでとうございます。
一週間の頑張りを発散させて、お幸せな週末をお過ごしください。

平日遊んでたせいで、お仕事しなきゃっぽい私。
なんだか、こういう所だけは公平なんだよね。



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