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南海トラフって聞いて、ビビらない人いないよね。

「南海トラフ」って聞いて正直恐怖を感じてしまった。
今までも聞いてきた名前ではあるけれど、はっきりそれに関係した地震ですって言われて注意喚起されたの初めてだから、どうしていいかわからない。

気象庁の人の会見のとき、女性の記者みたいな人が、何度も「関東の方にも被害があるって言うことでしょうか?」みたいなことを繰り返し聞いていた。
多分、気持ちとしては関東地方に大きな被害があったら、日本の色々が麻痺しかねないという意味の質問なんだと思うけれど、あんまり何度もしつこく尋ねるのを聞いてると、九州の南の端っこならいいんでしょうかっていう気分にもならなくもなかった。
何度も同じこと、もしくは地域を限定したような聞き方をするものだから、気象庁の方も「だから、関東の方にも・・・千葉も・・・もちろんそうなれば揺れます。」って若干イラッとして答えてたようにも見えた。
海外で事故とか事件が起こると「日本人の方の・・・。」っていう報道の言葉尻をとって、日本人以外ならいいのかって言う人もいるけれど、少しだけその気持ちも解るような気もした。

平和ボケっていう言葉もあるけれど、そりゃあ戦争とかは起きてないかもしれないけれど、自然災害においてはそんなに平和ボケしてないと思う。
思い出すだけでも色々起こってるし、世間の人が徐々に忘れていったとしても、今でもその場所でずっと大変な思いしている人もいる。
生活とか環境とかもそうだし、心の記憶もなかなか消せないんじゃないかとも思う。少し大きな地震とか経験すると、その後でもちょっとガタッてなっただけでも結構ビクビクするもの。

どうか、大きな被害になりませんように。
地球の力に抗う術はとうてい持ちあわせていないけれど、そう思わずにはいられない。

陰陽師って本当に本に書かれているようなこと出来たんだろうか。
雨乞いとか、呪詛とか。
でもな、なんだかどっかを押さえつけると、その余波で他のところに無理が出そうな気もする。だからって甘んじて受けましょうっていう気にもなれない。

気象庁の人が「出来ることをして備えてください。」って言ってたけど、出来ることって言ったって限りがありそうだしな。それでも、災害時の備えみたいな事を最低限やるしかないんだろうな。
自治体の指示っていっても、いつ誰がしてくれるんだろう。そしてどうやったらわかるんだろう。1人で生きてるような顔して過ごしてる私にとっては、全然わからない。この機会にちょっと調べてみよう。今までもそう言われてたことなのに、今更だけど。

こういう時、どんな気持ちになるかというと「だったらもういいか」ってほうに近かったりもする。
たぶんこれは可愛い子供とかいないし、守るべきものが少ないからなのかもしれない。
でも、お父さんのことをフッと思い出すと、それじゃあいかんと思えるのも不思議だ。どうしたものか。

一週間くらいは大きな地震があるかもしれないから、気を付けなさいって言ってたね。はぁ。

もうすぐ楽しい日曜日に漕ぎつけようとしてるのに。
どうか、できるだけ平穏に、楽しいお休みが地球全体に訪れますように。

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