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クリスマスに作るケーキが決まらない事件の全貌が、今明らかに。

ゆず風呂堪能。うわーいって全部お風呂に入れた後、1秒遅れで少し取っといてゆず茶にすればよかったと思いついたけれど、後の祭り。

なんで今年はこんなにクリスマスケーキが決まらないんだろうと思って、はたと思いつく。惜しまれながら7月末にクローズしたお気に入りのスーパーのせいだ。
思い立ったらすぐに材料を買いに行けてたのに、それが出来ないからだ。
スーパーの中をうろうろしながら、これもいいね、あれも作ろうと考えることが出来なくなったからだ。
失ったものは大きい。
という事は、やっぱりあのスーパーはそれだけありがたかったってことだ。

「窓際のスパイ」新しいエピソード見た。
イングリットより狡猾な奴がいた。
イングリットもアレだけど、ダイアナ・・・。
口を開くと組織のためって言うパターンがあるけれど、それってその組織に属してる自分のためなんではなかろうかと、たかがドラマで真剣に考える。

これって集団に属すると勘違いする事のひとつだと思う。
学校のため、会社のため、家族のため。
だけどその考え方の主軸になる位置には自分がいて、そこから色々な物や人や事柄に放射線状に伸びた考え方であって、〇〇のためって本当に言うのなら、自分の立ち位置を軸として伸びる思いではないのでは?とも思う。思いの発生する位置と向かう方向が逆だよね。都合がいい言い訳。

でも、追い詰められたダグラスが「YOU SHALL NOT PASS !」って叫んだ時は
さすがイギリスドラマ、100人見てたら100人そのセリフでぐっと胸を掴まれるよね。と、若干ソファーから腰を浮かせたね。

説明しよう。
「YOU SHALL NOT PASS !」とは、ロード・オブ・ザ・リングの名場面のひとつ。
長い旅の途中、古い坑道を進まなくては行けなくなったフロドとその仲間達、その坑道とはミスリルという鉱物採掘によって、繁栄と栄華を極めたドワーフの巨大で壮麗な洞窟宮殿モリア。
しかし今は巨悪の根源サウロンやオーク、トロルなどの手によって壊滅的な被害を受け、壮麗な石の宮殿を残し、見る影もない墓場と化している。

そしてそのモリアで、フロド達旅の仲間の行手を阻むのは、モリア崩壊の一端を担った驚異的な力を持つ、炎を纏った古代の悪鬼バルログ。
フロド達旅の仲間と運命を共にしている魔法使いガンダルフとバルログには、同じ炎の使い手として古よりの深い因縁がある。

人間やホビットではとても太刀打ちができないバルログ。

そこでガンダルフは旅の仲間達に先に進むよう指示を出し、自分ひとりでバルログと対峙することに。
避けられない因縁の終わりのため。

暗い坑道の深く切れ込んだ谷にかかる石の橋の上、バルログの前に立ちはだかったガンダルフは、両手で胸の前に捧げ持った魔法の杖を頭の上まで掲げると、バルログを通すまじと力強くその石の橋に叩きつける。
その時放つ名台詞が「YOU SHALL NOT PASS !」なのだ。

石の橋はガンダルフの名台詞と計り知れない魔法の力、そして仲間達への愛のパワーによって崩れ落ちる。
バルログも橋の瓦礫と共に奈落に落ちていく。下へ、底へ。

石の橋の上、ガンダルフが安堵して一息ついた瞬間、奈落へと落ち続けるバルログが放った炎の鞭がガンダルフの足首を捕らえ、共に奈落へと引きずり込もうとする。

引きずり込まれそうになりながらも崩れた石の端の先端を掴んだガンダルフ。
それを見たフロドが「ガンダルフー!」と叫びながら、ガンダルフの方へと手を伸ばし助けに走ろうとする。それを押しとどめる旅の仲間達。

それを目にしたガンダルフはフロドと旅の仲間達を「Fly, You fools !」と叱り、先へ急ぐのだと促す。そして、橋の先端を掴んでいた手を自ら離し、バルログと共に奈落の底へと落ちていく。

クーーー泣けるね。その続きもいいんだよ。
話始めると夜が明けちゃう。
いや2日かかる。

待って、ロード・オブ・ザ・リングの話じゃなかったね「窓際のスパイ」だった。
この間イングリットとジャッドは共に泥舟に乗って欲しいとかなんとか書いたけれど、ダイアナとダフィー、泥舟に乗るのが後になればなるほど、もっと酷いことになりそうな感じ。
頭がいいけど悪い子ちゃん。

「YOU SHALL NOT PASS !」って叫んだダグラスって、ダグラス・アダムスから来てるんじゃないよね?「銀河ヒッチハイクガイドシリーズ」とか「ダーク・ジェントリーシリーズ」のダグラス・アダムス。
なんかイギリス人だし、ガンダルフのセリフ入れてくるところみたら、勘繰っちゃった。

まあ私が好きだからすぐ結びつけちゃったっていうだけで、ダグラスなんてイギリス中にわんさかいるものね。

ダグラス・アダムスも死んじゃうのが早過ぎる。面白い話がもっともっと聞けたはずなのに。さようなら、今まで魚をありがとう。

思い出したからダグラスが言った、ダグラス・アダムスの法則を書いてみる。

私は、テクノロジーに対する私たちの反応の法則を考えてみました。
1. 自分が生まれたときに世の中に存在したものは普通で当たり前のものと感じる
2. 15歳から35歳までに発明されたものは新しく刺激的で革命的に感じ、その分野で自分のキャリアを積むことができる
3. 35歳以降に発明されたものは物事の自然の摂理に反したものと感じる
これを映画やロック音楽、ワープロ、携帯電話に当てはめて、あなたの年齢を感じてみてください。

ダグラス・アダムスの法則

幼稚園児がスタバでおすまししてタブレット見ながら子供用ドリンク飲んでるの見ると、わからないでもない。けど、35歳以降にの件はそうでもないかな。
ダグラスの生きた49年の時間から考えると、35歳ってところが、なんだか自分の人生の長さをわかってたみたいな気もしてくる。

「妖精が隠れていることを信じなくたって、庭は十分美しいじゃないか」
も好き。

どんなクリスマスケーキを食べますか?☆Merry Christmas☆
「聖なる夜」でも「飲みまくるぞ」でも、どっちでもイイから、楽しい週末をお過ごしください!

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