見出し画像

謎解き製作者からのメッセージ

こんにちは🦊

今日は、当イベント運用のメインであり、企画・謎制作を担当している、"株式会社いろあわせ"の井上のイベントに込める想いをお伝えしたいと思います。

画像1

いろあわせ・井上より

noteを読んでくださってありがとうございます。
今回、近江ナゾトキ鉄道「まちがいだらけの案内本(ガイドブック)」の謎制作をしました、株式会社いろあわせの井上です。
今回は謎解き製作者からのメッセージを、書かせて頂くこととなりました。


自己紹介

画像2

▲写真は謎制作チーム『謎猫奇譚(きたん)』 写真左:井上

私は株式会社いろあわせという会社に所属しながら、趣味で謎解き制作などしていました。好きが講じて会社としても商店街の謎解きを作ったり、イベント内で遊べる謎解きを作ったりしました。

しかし、今回のような鉄道とコラボをした周遊型の謎解きというのは初めてで、過去に制作した謎解きの中では最大サイズになっていて、いろあわせの持てる最大限の力で作りました。


近江ナゾトキ鉄道とは?

画像3

21年7月10日から近江鉄道株式会社と、株式会社いろあわせの共同主催で開催する周遊型のナゾトキイベントです。

近江鉄道さんとは、ずっと「近江鉄道みらいファクトリー」という取り組みでご一緒させていただいていて、沿線住民とともに考えるこれからの鉄道について考えてきました。
そうやって、鉄道の未来について真剣に考えている中で「なにかいろあわせとしても、貢献できることはないか」と考えるようになり、そこで今回の謎解きの企画が立ち上がりました。


「なぞとき」とは?

子どもの頃によく遊んだ"なぞなぞ"、あれをもう少し難しくした、言葉遊びやパズル遊びをするのが謎解きです。例えば過去にこんな問題を作りました。

画像6

「たぬき」と「まんとひひ」と「ごりら」の頭をもぎ取るという問題。

一見『こらこら!やめなさい!』と言う声が聞こえてきそうな物騒な問題に見えますが、答えは簡単で各動物の頭の文字、つまり1文字目を取る問題でした。よって答えは「たまご」となります。

こういう謎解きが、最近ではテレビでよく見るようになって、とても注目されています。


こだわったところ

画像5

謎解き制作の際にこだわったのは「面白いと思ってもらえる着眼点」と「電車を使ったストーリー」の2つです。

●1つ目「面白いと思ってもらえる着眼点」。
周遊型の謎解きは部屋の中で解く謎解き以上に、移動の距離も多く、その分色んなものを見て解く謎解きが多いです。

その時にわざわざ歩いてでも「これを謎解きに使うっておもしろい!」
「これは謎解きのために作られたのかな?」と感じてもらえるような着眼点で、謎解きを制作しました。普段わざわざ見ることがない、駅の要素を使って謎解きを作ることにこだわりました。

●2つ目「電車を使ったストーリー」。
これは僕が普段から謎解きを制作するさいにとても気をつけていることです。ただ淡々と謎解きをさせられるのでは、初めての人は楽しめないのじゃないか。

そして、せっかく電車を使う意味が無いのじゃないかという想いから、電車にまつわるちょっと酸っぱいストーリーを3本書いて、それに合わせた謎解きの構造にしています。
今回は皆様にいくつかの駅を巡って頂くことになるのですが、それぞれの駅で少しずつ違ったテイストの謎と楽しんで頂くことができます。

近江鉄道ならではのこだわり

今回注目していただきたいのは、なによりも謎解きのボリュームです。
近江鉄道は単線で運行しており、日中は1時間に1本ペースでの運行となっています。
なんどか駅に降りる謎解きになるので、そのたびに暇な時間があってはいけない・・そう考えて、各駅ごとに20分〜50分程度のボリュームの謎解きを設置することにしました。

画像4

実際に何度も鉄道に乗り、想定や確認を繰り返してみました。

すこしでも駅に降りて謎を楽しんでいただきたいと思っています!


さいごに

これまでテレビやSNSで流れてくる謎解きに興味を持っていたけれど
『実際に遊ぶためには都会の方まで出ないといけないから…』と諦めていた、滋賀の方に向けて、京都や大阪でやっている謎解きと負けずとも劣らない作品ができたと思っています。

お友達や、家族、もしくは一人でじっくりと。鉄道と謎に揺られながら過ごす1日を是非楽しんで下さい。


▼長浜経済新聞さんでも取り上げていただき、気持ちを書いています


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?