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コロナで学校に通えない1年間でありがたかったことTop5

2020年3月からコロナで1年間閉まっていた学校が、2021年3月29日1年ぶりに学校がin-personでも再開することになりました。

1年間家族全員家の中という「非常事態」の中、毎日自由に時間を組み立てられるという環境を経験しました。毎日子ども達と何しようかな〜という状況の中、これは「ありがたかったなぁ〜」と思うことBest5を振り返って書き留めておこうと思います。

1.長女の創造性

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家の中のもので工夫しながら遊び続けられる長女の力、そして、そんなお姉ちゃんを優しく尊敬の眼差しで見つめ続けられる次女の力は本当にありがたかったです。

「明日から学校しばらくお休みになるんだって」
というと、大喜びの長女。

何するのかなと思い見ていると
家中の本を一箇所に集め、自分よりも高いピラミッドを作ったり
インデックスカードで立体的なお部屋を作ったり
立体的な人形に、かわいいドレス、
その人形が登場する物語や長編漫画を描いたり。

本当に自由で楽しそうに次から次へとクリエートしていっていました。
最初はそれほど仲良くなかった妹とも
今ではベストバディーのように一緒に遊び、
2人で空想の世界で何時間も遊んぶようになったのは
見ていて本当に微笑ましかったです。

妹もそんなお姉ちゃんにピッタリで、
長女のクリエイティビティと次女のコンパッションと優しさに、本当に救われました。何より毎日楽しそうに、いつもワクワクしながら過ごしてくれた長女が作ってくれる雰囲気といったら!家族みんな明るい気持ちになりました。本当にありがとう!

2.オンラインでの学校の再開

突然の学校閉鎖という同じ状況を味わい・ねぎらい・ポジティブに捉えようと、子どもたちに接してくださる場は本当にありがたかったです。オンラインになる前からある繋がりはこういう時、本当に大事だなと実感しました。

学校が突如閉鎖された2020年の3月。
外出もままならず、オンラインでの学びの体制も試行錯誤。
そんな中、週一回1時間準備されたオンラインでのGet together.

先生方も大変な中、とびっきりの笑顔で、如何に今が大変な状況にいるかということ、そんな中、みんなとてもよく頑張っているということ、みんなのお話し、交流に、ストーリータイムと。例え週に一回でも、同じように戸惑い、変化を味わっている仲間が集い、共感し、励まし合うことでこんなにも温かい場が作り出されるということを教えてもらいました。

夏休みを経て、9月からはフルリモートでの学校再開。
2年生は毎日2時間ほど。5年生は3時間ほどのオンライン授業。
5年生の長女は思いの外このスタイルが気に入りとても落ち着いていました。というのも、お絵かきしながら授業を聞いたり、休み時間にゲームしたり、寝っ転がったり、そういう自由が余白があるのが彼女には合っていたようです。

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一方次女は毎日のリモート学習、最初はよかったものの、後半はやはりしんどかったようです。2年生の彼女の発達の旬はきっと、色んな子の中で色んな接触をしながら、人とのかかわり合いを学ぶことなんだろうなと思わされました。

その機会をつくる難しさといったら!そんな中本当にありがたかったのが次の点です。

3.ソーシャルディスタンスプレーデートのお誘い

自分の苦手を補ってくださった友達の存在は本当にありがたかったです。

私はどうも、予定を組んだり、誘ったりするのが苦手で、長女同様、可能であるならば、家にずっといて好きなことをするのがとても楽です。なので、ステイホームでとても楽になった一人です。

ところが、ステイホームオーダーに甘んじて、ずっと家にいると友達と遊びたい気持ちが一番高い次女のニーズを満たせない。満たしてあげたいけど、プレイデートの調整や、時間の工面、安全性など考えているとなかなか一歩が出せない自分をいつも救ってくれたのが、友達でした。

まだまだ外出規制が厳しい中でも最善の安全を確保しながら5ヶ月ぶりに公園で友達と会う企画を率先して立ててくれた友達のお母さん、
毎週月曜日と金曜日にお互いの庭で子どもを預かり合おうと提案してくれたお母さん、
お家の裏庭に大きなトランポリンを買ったから遊びにおいでと週2回ほど誘ってくれるクラスメート
毎週火曜日に犬と一緒にお庭に来てくれるお友達。

本当にありがたかったです。どれだけ家が大好きだとしても、無理にでも外に行き、家族以外の誰かと話すことで得られるリフレッシュ感といったら!息切れしかけの自分に気づかせてくれて、助けてもらったのはいつも友達でした。感謝してもしきれない幸せをいつも頂いておりました。

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4.オンラインコミュニティー

家庭以外で自分のことを大事に思ってもらえるコミュニティーは本当に息抜きになりました。

シャットダウンになる年に、初めて娘2人が同じ学校で同じ時間に登校できることになり、私もやっと地域のアダルトスクールに通う時間ができ通っていました。2020年3月とはまさにそこでアカデミック・ライティングの授業を受けていたので、シャットダウン後もかろうじてオンラインで繋がり続けることができました。

文学を専門にされていらしたライティングの先生は、コロナのこのパンデミックにふさわしい文学、詩などを題材に、今の心境を語り合う場を準備してくださいました。

突如家族4人家の中の生活で朝からずっと声がかかる状況の中、ドアを締めてパソコンに向かい、誰にも邪魔されず自分と仲間と向き合えるこの時間がどれだけ支えになってくれたことか。また、先生が絶妙に受け止め、認め、共感してくださりエネルギーチャージされました。安心して自分を出して受け止めてもらえる場、本当にありがたかったです。

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5.主人飯・次女朝ごはん

最後に、ごはんを作ってもらえるありがたさです。

お料理なんてほとんどしたことがない主人が時々作ってくれるお料理は研究に研究が重ねられ、非常に美味しかったです。丁寧に愛情込めて作ってもらえるお料理はやはりとってもありがたかったです。

更に、ご飯ができるのをただ待つより手伝う方が時間が早くすぎることを発見した次女は、お料理が大好きに。朝忙しそうな私に変わって、朝食もささっと作って、毎朝絶妙のハニーとミルクを入れた紅茶を私に作ってくれました。

とっても美味しかったし、嬉しかったです。ありがとう。

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まとめ

小学校も主人の学校もリモートになり、1年間の家族4人家の中生活を乗り越えられたのは、本当に多くの優しさと思いやりとクリエイティブさに恵まれたからだなと思います。私にとってのBest5をまとめ直すと、

1.そんな状況から楽しみを見つけられる長女のクリエイティブさ
2.置かれている状況に共感し優しさと前向きさで共に過ごす仲間
3.安全第一に子ども同士の交流を作り続けてくださった仲間
4.自分が安心していられる場所と時間
5.おいしい食事

後は、カリフォルニアのこの爽やかすぎる気候と天気。山火事で外にすら出られなくなった時は本当にしんどかったですが、ほとんど毎日晴天のこの爽やかな天気にどれほど救われたことかと思います。

これから何があっても、きっとなんとかできるだろうという前向きさも得られました。もしまた非常事態が訪れたとしたら、今度は自分から提供していけるようになりたいと思いました。

みなさんに声を大にして感謝します!ありがとうございました!

そして、これからもよろしくお願いいたします。

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