『週刊文春』の例の報道に関するネット上の一部コメントについて、「一時、ライターやりながらナンパAV関連の仕事にも参加していた」男が思うこと
織田祐二 すまない、今回は久々にライターらしく一人語りの一人書きでやろうと思ったんだけど、前段としてダウンタウンへの熱かった思い入れやAV男優関連の経緯を書いていたら、妙にまだるっこしくなっちゃって
ライター・三橋りの(『週刊大衆』など) 書いてて肝心の本題になかなか進めないと?(苦笑)
織田 ズバリ、「ダウンタウン世代にしてナンパAV男優仕事経験のあるライター男が、今回の騒動の一部コメントの件についてちょっと申しておきたいことがある」という流れでおこないたい
三橋 ちなみにAV男優の仕事をしていたのはいつ頃?
織田 あらためて振り返ったら、1998年ぐらいから2003年ぐらいまで。Xには「一時期ほんの少し」みたいに書いたけど、案外続けていたという。すっかり忘れていた
三橋 その間もあくまで本業はライターだったんですよね
織田 もちろん、あくまでライター仕事の合間に行なっていたこと。その間に、優香さんや安めぐみさんや小倉優子さんや若槻千夏さんらのインタビューやってるし、ネプチューンの雑誌コラムのまとめなんかもやっていた
三橋 じゃあ、本題に入って語っていただくとして……。あ、ワタシは雑誌のほうで書くなり語るなりしたいので、ここでは基本聞き役に徹します
織田 双方の言い分が完全に食い違う中、なにが事実かはわからないという前提で話しますが。ともに擁護派、懐疑派の意見がネット上に飛び交う中、自分が「んん?」と感じた意見の一つが「そんな高級ホテルまで行って、大の大人がなにもないと思うなんておかしいんじゃないか?」というもの
三橋 けっこう見受けられる指摘ですよね
織田 ただね、これが男女1組の邂逅の話ならば、前提として理解はできる物言いなんだけど
三橋 というと……? ああ、織田さんが執拗に疑問挙げて言っていた伊藤某問題あたりも含めての見方?
織田 仮に松っちゃんなり男性と、A子さんなり女性2人だけだったら、話は大きく変わってくるんじゃないかというね
三橋 2人なら確かにもっとシンプルな話になりそう……。今回の件、女性の側は誰が部屋に来るかはわからなかったんですよね
織田 「VIPが来る」という誘い文句を受けて行った。ただ、複数人で部屋で会うという前提はあったわけで、それを踏まえて「エッチな行為が行われることはわかってただろ」と断じるのは、ちょっと無理があるんじゃないかと
三橋 複数人プレイや輪姦は決してノーマルなものとは言えず。「行ったんだから、言われた行為を受け入れるのは当然」という論調はいかがなものか……ということでいいですか?(苦笑)
織田 そういうこと。むろん、複数人プレイの可能性をわかってて行く女性も世の中にはいるはずですよ。でも、そういう慣れた女性は呼ばないという前提が、あの誌面の文脈からは読み取れるわけで。まあ、実際それはそうだったんでしょ
三橋 プロならぬ素人で清楚な女性ですね。AV業界経験者としてそういうプレイ……、複数プレイというアブノーマル性は指摘しておきたいと?
織田 複数プレイの実態をすっとばして、女性側を責めてる人間が大半なのは、非常に違和感がある
三橋 とりあえず、なにが真相かはまだわかっておらず……
織田 ただ、「エッチがあることはわかっててたはず」の言い方だと、男性陣擁護派も「エッチが行われたこと」自体は認めてることになる
三橋 確かにその言い方だとそう受け取れる。うーん、あらためて言っておきますと、現時点、吉本側は「彼女らが話した、そういう事実は一切なかった」という主張ですね
織田 ネットでも散々指摘されてますが、その言い方も曖昧な気がしますがね
三橋 まあ、そういう「淫らな行為」や「不適切な発言」は一切なかったというのが主なる意味あいでいいと思いますが
織田 双方のお礼のLINEのやりとりは残ってるようですからね。いま個人的には、A子さん、B子さんらと一緒に参加した女性らの話を聞きたい感じですね
三橋 そのあたりに関しては、織田さんなりの疑念があるという話も
織田 例えば、3人女性が参加したとして、うち1人は仕込みのパターンとか。あくまで、AV業界経験者、厳密に言えばナンパAVに携わっていた者としての、あくまで一般論としての可能性の話
三橋 妙にまだるっこしい言い方ですが(苦笑)。えーと、織田さんのこのポストはそういう可能性の意味あいも込めたもの……?
織田 そういうこと。あくまで可能性の話ですよ。そこらへん見極める意味でも、新たな証言を求めるなら、当日一緒に参加した女性たちのそれを熱望したい
三橋 わかりました。ほかにも言いたいことありそうですが、今回はここまでで
織田 ポストやコメント欄からスクショしたもので気になるものがいくつも。そのへん、また次回に
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?