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「哲学」と「哲学史」のあいだ

twitterのヴィトゲンシュタインbotで「哲学とは実践することである」みたいなツイートが流れてきた(うろ覚えだが)。僕は膝を打った。これだよこれ。

世間には「哲学入門」みたいな本はたくさんあるが、どうも西洋の哲学のテクニカルタームを羅列した「哲学史」の本に終わっている。

確かに学問として「哲学史」というものはあり、この誰それのこの概念は誰それのこの概念で乗り越えられたという側面はあるだろう。だけどそれは「哲学」の本来の目指すべきものではないのではないか?あくまでも哲学のテクニカルタームは初等幾何の「補助線」みたいなもので、問いを発し、考え、実践することなのではないか?

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