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戦力の逐次投入は常に悪なのか?

常々疑問に思っていることがあって、戦力の逐次投入は悪であるというのは常に正しいのかということ。

確かに短期決戦で先制攻撃を成功させて早期講和を求める戦争では、戦力の逐次投入は無意味だろう。でも戦争はすべてそういう形式じゃない。

持久戦になって戦線が膠着しているような戦争、今のウクライナ戦争みたいな状況では、戦力の逐次投入も悪ではないのではないだろうか?その時の勝敗は戦力をどれだけ継続的に投入できるかの国力差になるわけだが。

日本のデフレとの戦いも同じように膠着状況に陥っている。こういうケースは戦力の逐次投入もありなのではないかと思っている。何かの博打的な政策も思いつかないでしょうし。日銀もマイナス金利政策からYCCまで新戦術を突然投入して戦局を変えようとしてきたが上手くいったという評価は聞かない。

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