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吃音持ちがプレゼンテーション•報告会を前にできること
会社員をやっていると
プレゼンテーションや上司への報告会。
その他さまざまな場面で
人前で話をすることが求められる。
僕は吃音持ちだ。
吃音の事はこちらの記事で詳しく書かせてもらっているので是非目を通してほしい。
健常者でもとても緊張する場面。
吃音者はどのような気持ちで臨むべきなのか。
修羅場を何度も潜ってきた。
ひどく吃り倒した回もあるし周りより上手く話すことができた回もある。
経験を積み重ねてきたことによって
自分のルーティンが決まっている。
今回はそんな僕のルーティンを紹介したい。
端的にまとめると、
準備編
○資料の準備に時間をかける
(言いにくい言葉は使わない)
○飽きるほど練習をする
本番編
○良いイメージを描く
○始まれば終わる、テキトーにやれ
○終えた後のご褒美を用意する
準備編
○資料の準備に時間をかける
プレゼンや報告は資料が8割。
発表を聞いている人は発表の仕方ではない。プレゼンであればその人が提案するもの、
報告であればやってきたこと
これらを聞きにきている。
必然的に資料作りのクオリティが発表の良し悪しを大きく左右するのだ。
そして吃音者だからこそやらなくては
ならないことがある。言いにくい言葉の排除だ。
プレゼンや報告はありがたいことにある程度自分の言葉で話すことが許される。
だからこそ、自分の言いにくい言葉や詰まりやすい言葉を排除しておくことが大切である。
図で表現できるものは図で表す、
サボっているようには見えない。
聞いてる側からすると話をするよりわかりやすいのだ。自信を持って図やグラフを使っていこう。
僕の経験上、どれだけどもっても
資料のクオリティが高い時は話し方には触れられることなく評価される。
そのくらい資料のクオリティを上げる事は重要なのだ。
○飽きるほど練習する
説明は不要であろう、とにかく練習をする事。
これは失敗をたくさんしろというわけではない。
練習にて成功体験を積み上げてほしいのだ。
成功体験の積み重ねは大きな意味を持つ。
一人の環境でも良いのだ、
焦っても言葉が押し出されて出てくるレベルまで繰り返し練習すること。
少しでも自信を持って当日に挑もう。
本番編
○良いイメージを描く
本番直前には
とにかく良いイメージを描こう。
自分が気持ちよく話せている場面をしっかり明確にイメージすること。
『明確に』ってところがポイント。
その場に来る人のリストが手元にあるのならその人たちの顔までイメージすること。
恐怖メンタルは押し殺すこと。
ここまで来て恐くなると吃音に押し潰される。
○始まれば終わる、テキトーにやれ
本番が始まってしまえば、あとは終わるだけだ。どんな状況になっても
ゴールまで走り抜けるしかない。
ここまできたらその場しのぎでいい。
練習を繰り返していたのなら言いたい言葉は出てくるはずだ。
多少時間がかかったとしても。
多少の時間は『間』である。
そう言い聞かせよう。
もう終わりに向かって突き進め。
○終えた後のご褒美を用意する
先にも述べたが始まれば終わる。
どんな結果であれここまで頑張っていた自分を心の底から褒めて誇らしく思おう。
僕は過剰なくらいに自分を褒めて労わることにしている。
吃音なのによく頑張ってる!って。
そうすることでへこたれることなく次へのスタートが切れる。
ここまでが僕のルーティン。
いや、吃音持ちなのによく頑張ってるよ!
って自分にいいかせながら胸張っていこう
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