行政書士で年間売上1,000万を確実につくる方法 その③マインドを作る
こんにちは!かみやまです。
行政書士になって7年目、
開業当初から売上の数字にこだわって活動しています。
まずは業界10%の年間売上1,000万を目指し、開業3年で達成することが出来ました。
達成して分かったのは、一度達成すると、その先がラクだということです。
力を抜いても、売上は安定したままでした。
なぜ安定したままかと言うと理由があって、1,000万を安定して売り上げられるしくみが出来ていたからです。
このしくみを作りながら売上を作って行けば、その後は、精神的な安定も手に入れながら、余裕をもって売上をキープすることが出来ます。
さらに、売上を伸ばすこともやりやすくなります。
しくみが出来ていれば、例えば単価を上げるだけで、売上が伸びるからです。
マガジン「行政書士で年間売上1,000万を確実につくる具体的な方法」では、行政書士という資格を活かし、年間売上1,000万を達成する方法を具体的にお伝えして行きます。
私自身、経験なし、人脈なし、営業出来ない、売り込み嫌いな性格でここまで来れたので、同じような環境、性格の方に、活用してもらえたらと思っています!
この記事では、売上目標を達成するためのマインドの作り方を解説します。
マインドを作るポイント
事業の継続に売上はもちろん必要ですが、何よりも重要なのが、事業に対する熱い想いです。
この人のためになりたい!、こんな世の中にしたい!という想いは、何よりも事業を継続するパワーになるでしょう。
特に開業直後は、なかなか仕事が安定して入らず、気持ちが焦るものです。
上手く行かないんじゃないかと、ネガティブに考えてしまうこともあるでしょう。
そんな時に、自分がどうして行政書士になったのか、何をしたくて行政書士になったのかを心の真ん中に持っていると、それを軸に続けて行くことができるはずです。
また、「お金にならなくてもやりたい!」というものを1つ持つことで、諦めずに続けようという気持ちになるでしょう。
人は好きなことしか続けられませんから、熱い想いと共に、好きなことを仕事にすることをお勧めします。
好きなことなら続きますし、時間を忘れて取り組めます。
いつの間にかそれが、お金を生むこともあるでしょう。
ただし、誤解してほしくないのが、自分のためにする好きなことでなく、
誰かのためにする好きなことを仕事にすることです。
人のためになることで、自分の経験や特技を活かせることを見つけ、それを仕事にして行きましょう。
例えば私の場合、開業一年目に突然父親が亡くなり、母親が介護が必要な状態になりました。
片道2時間近くかかる実家に、妹と交代で通い、仕事をしながら中距離介護をすることになったのです。
その時に、戦争の影響をまともに受けている親世代の人たちの老後をサポートしたい、という気持ちが生まれました。
もっと長生きすると思っていた父親の人生が70代で突然終わりを迎え、まだまだ自分の時間を楽しめると思っていた母親の時間も、介護が必要な時間に変わってしまったのです。
老後とは、想像もしなかった出来事が待っている時間なのかもしれません。
自分自身の経験から、家族に言葉を残す遺言書に興味を持ちました。
せめて書き残すことの大切さだけでも知ってもらいたいと思い、遺言講座を始め、毎月続けています。
自分の親への想いや、残された家族に何が待ち受けているのか、後で困らないように伝えたいという気持ちで、開催しています。
それが伝わっているのか、お客様にも好評ですし、仕事にもつなっていますし、やりがいも感じています。
私の考える「誰かのためにする好きなこと」とは、
つまりはこういうことです。
事業に対する熱い想いや、誰かのためにする好きなことがすぐに見つかればいいのですが、実はなかなか見つからない人が多く、見つかるまでに時間がかかります。
想いやターゲットを見つけるためにも、
マインドを作る2つの習慣を身に付けることをお勧めします。
マインドを作る2つの習慣
その1:想いは書き出すことで見えて来る
自分のこととは言え、自分がどんな想いで今の仕事を選んだのか、説明できる人は実は少ないです。
開業する方向けの勉強会を何年も開催していますが、どうして行政書士をやろうと思ったの?と聞いて、一番多い答えが「なんとなく」です。
行政書士の資格は、そんなに簡単には取れません。
資格を取ることが目標だった時は、目的が明確で、勉強に集中できたはずです。
ところが合格して資格を手にすると、その後の目標が分からない人が多いのです。
実は私自身もそうでした。
実際に行政書士として開業して、動き出してから、目的や目標が明確になったというのが本当の話です。
そして、目的と目標が明確になってから、やりたい業務も作りたい未来も明確になり、迷いなく進むことが出来るようになりました。
自分がどうなりたいか、誰を助け、どんな未来を作りたいのか、具体的に書き出すことで、想いが見える状態を作りましょう。
あなたは誰を助けたいですか?
誰を助けることが出来ますか?
「誰」は、ターゲットと呼ばれるものですが、事業を継続する上で、ターゲットはとても大切になります。
ターゲットを絞ることが大切なのではなく、自分が助けたい、幸せにしたいと思う人を明確にし、ターゲットにすることが大切です。
自分が「誰のために役立ちたいのか」が決まっていると、軸がぶれないですし、ターゲットに伝わりやすい事業になります。
具体的にどんな人なのか、誰なのか、次の質問に沿って書き出し、時々見直してみましょう。
・あなたは誰を助けたいですか?誰を助けることが出来ますか?
・あなたは人にどんな喜びを与えたいですか?
・あなたにとって幸せとは何ですか?
・あなたは仕事で何を達成したいですか?
最終的に自分がどうなりたいのか、どんな未来を作りたいのかを常に考えながら、行動して行きましょう!
マインドを作る2つの習慣
その2:締め切りを自分で決め、守る
想いや助けたい人、作りたい未来があっても、事業を継続するのは難しいものです。
行政書士に限らず、起業開業して3年継続できるのは3割とも言われています。
想いがないと続きませんが、想いだけでも続きません。
開業1、2年目は、なかなか売上も安定せず、貯金を切り崩しながらやって行く人も多いでしょう。
その状態の中で行動を継続出来る人だけが、生き残れます。
行動を継続するために、締め切りを自分で決め、守る習慣をつけましょう。
会社員と違い、起業開業したら、自分でスケジュールを決めて行動する必要があります。
自分から行動しなければ、つまり、自分が動かなければ、一円も売り上げられないということです。
実はこれこそが、継続できるかできないかのポイントです。
行動を継続するためには、次のことを習慣化しましょう。
①毎月、毎週、毎日やることを決める
②それぞれに締め切りを決める
③締め切りを守る
これだけです!
これが出来れば行動は継続しますし、事業も継続します。
よっぽど無駄なことをしない限り、軌道に乗るはずです。
例えば私の場合、
毎月一度、行政書士向けの勉強会と遺言講座を開催、
毎週一度、会員サイト用の音声レポート収録と記事を作成、
毎週一度、月曜日にメルマガを2種類配信しています。
また、開業して3年間は、ブログを毎日更新していました。
これは、自分で勝手に締め切りを作り、それを守っているだけです。
やらなくても誰も何も言わないでしょう。
それでも、決めて守る。
これが出来るか出来ないか、この小さな積み重ねが作れるか作れないかが、
事業の継続に大きく影響するはずです。
最初は日記のようなものを毎日付けるだけでもいいので、続けられるものを見つけ、毎日続けてみてください。
これが小さな自信となり、それをいくつか積み上げて行くうちに、継続することが習慣化されるはずです。
Facebookへの投稿でもいいですし、twitterでのつぶやきでもいいです。
最初は効果など考えなくてもいいので、まずは続けることだけを考えてやってみてください。
どんなものでも意外と難しいことが分かると思いますが、続けると決めて、とにかく続けることで、自分の中の何かが変わって行くはずです。
マインドを作るのは、小さな積み重ねです。
これは、売上のしくみ作りと通じるところがありますね。
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