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母の年金を下ろす

偶数月の15日は、母の年金の支給日だ。
家から5分も歩けば郵便局はあるのだが、母は足を悪くしているので自力で行くのを嫌がる。
外出する私が代わりに引き出しに行く。

私は訓練所から徒歩10分の場所にある郵便局で、母に頼まれた額を引き出す。
なぜ歩くのか?
運動不足解消というのもあるし、郵便局の駐車場が2台分しかないから。「行ってみたら満車でした」では困る。

この記事は訓練の昼休みに下書きをしている。
昼休みに往復20分の時間を使うのはもったいないと思い、郵便局は9時に行ってきた。

母がまだ自由に行動できていた頃のことを思い出す。
年金の支給日になっても、引き出しに行くのは昼過ぎだ。あるいは翌日。
「郵便局の開店早々に行ったら局員にさもしい奴だと思われる」
という心配をする母。「気にしすぎ」である。

年金を当てにしなくても生活ができるくらいに、稼ぎたい。
そういう仕事があるだろうか。

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